銀河戦記/鳴動編 第二部 第九章 共和国と帝国 I
2020.09.26

第九章 共和国と帝国




 トランターに君臨していたバーナード星系連邦軍は壊滅した。
 ついにトランターは解放されたのだ。
 取り急ぎ、臨時政府が置かれることとなり、暫定政権の首班として艦隊政務本部長のル
ーミス・コール大佐が就任することとなった。
 首班としては、アレックスが推挙されていたのであるが、銀河帝国皇太子としての問題
もあるので、事を荒げたくないとして辞退したのであった。

 アレックスは、かつてマック・カーサー総督がそうしたように、枢密院議会議長席から
同盟の解放が達成されたことを政権放送で全世界に流した。総督府を廃止して、臨時の暫
定政府を置き、正規の政府が機能するまでの間、これを軍部が代行することを宣言した。
 アレックスが銀河帝国皇太子ということで、同盟所領が帝国の属国となることを危惧す
る民衆に対してこれを断固として否定した。その一環として、追従してきた帝国自治領主
達が、自分の領土権を主張したり略奪に走る気運があるのをとがめて、同盟所領には一切
手を出さないように厳命するとともに、帝国へ強制的に引き返させた。
 共和国同盟を連邦から解放したアレックス達が、まず成さねばならないのは、解放軍と
総督軍を取りまとめ新生共和国同盟軍として再編成することであった。
 まず連邦総督軍として再編成された時点において、特別昇進した将兵にたいしての勧告
が出された。共和国同盟の規定によらない昇進のあったものはすべて、規定通りの階級に
戻されることとなった。ただし、将軍職にたいしては特別な処置がとられることになり、
規定通りの階級に戻るか、将軍職のまま任意退役するかを選択できるようにされた。これ
は、将軍とそれ以下の階級では、退役後の恩給に格段の差があるためで、人情的な処置で
ある。結局将軍職にあるものは全員退役の道を選び、共和国同盟の将軍はすべて解放軍か
らそのまま引き継がれることとなった。解放軍最高司令官であったアレックス・ランドー
ルは実質的に共和国同盟軍の最高司令官となったのである。にしてもアレックスは中将で
ありその上の大将や元帥が空席のままなのを、いぶかしげに思うものもいたが、同盟では
将軍職には定員があって、欠員が出ない限り昇進できないので、職をわざと開けておくこ
とで、戦績さえ上げれば誰でも昇進できる余地を残し、将兵達の士気は大いに上がったの
である。実情は恩給を出せる経済状態ではなかったというのが真相であったのだが。
 先の総督軍総司令だったニコライ・クーパー中将は、元の官位が准将であり総督に取り
入って現在の地位についたことと、戦略家としての知名度も低いために、正式な中将の官
位にあり数多くの実績を持つアレックスの足元にも及ばなかったことから、結局彼も中将
の官位のまま任意退役することとなった。

 その一方で暫定政府を開いて政治と経済の復興を目指すことも必要であった。総督軍を
破ったとはいえ、依然として連邦とは戦争状態にあり、一刻も早い復興を図るために軍部
指導による政治改革を断行した。
 まず最初に行ったのは、かつての全権区代表選挙による枢密院議員議会制度を廃止した
ことである。全権区を選挙活動するにはあまりにも莫大な財力が必要であり、財力・権力
のある実力者による事実上の世襲議員となり腐敗政治の温床となっていたからである。替
わって全権区を三十六のブロックに分けた中選挙区代表による任期五年非解散の上院議員
議会と、各星系ごとの小選挙区代表による任期四年有解散の下院議員議会との二院議会制
度を発動させた。世論をよりよく反映させるために、解散総選挙のある下院議員に立法的
優先権を与えた。
 両院議員の最初の選挙は、準備期間を考慮して四年後に行われることとなった。両院議
員が選出され、議会政治が機能するまでの間、暫定政権として軍部が代行して執り行うこ
ととした。
 アレックスは、アルサフリエニ方面軍最高司令官の職はそのままに、トリスタニア共和
国同盟軍最高司令官に就任した。

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2020.09.25

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エピローグ


海賊のアジト

ナレ「勇者が女性の場合であって、バラモスを倒した後で海賊のアジトを訪れると、おか
しらと会話&酒飲みするイベントがあり、返答次第で勇者の性格が変わります」

頭領「うわさを聞いたよ!あんたら、ホントに魔王をたおしちまったんだってな!あたい
だって負けちゃいないよ。男に女が勝てないってことは、ぜったいにないのさ。ようは、
やりかたさ。ちからでまけたって、勝つ手段はほかにもあるものさ。あんた勇者……だっ
け?あんたも、女だてらに魔王を倒したってことだし…あんたとは、気があいそうだよ。
どうだい今晩、あたいにつきあわないかい?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「いいとも」
頭領「あたいのみすぎると、話がクドくなることがあるけど、それでもいいかい?
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「いいだろう」
頭領「おっ、話せるじゃないか!よし!そうと決まれば、さっそく……おい!今晩はのみ
まくるぞ!倉から持ってこい!」
賊 「へいっ!」

こうして、勇者はおかしらと朝まで飲みかわすことになった。
勇者は、おかしらが海賊の親分のひとりっ子として生まれ、女だてらにきびしく船のあつ
かいを教えられたこと。
そして、いまではおかしらが、男にも負けない自分に、ほこりを持っていることなどを聞
いた。
また、さらにおかしらは、勇者にすすめるのだった。

頭領「……とまあ、あたいとしては、親父の遺志を守るためにも、こうして生きてきたわ
けさ。なにしろ、毎日あらくれどもを相手にするんだからね。女だからなんて、いっちゃ
いられないよ。あんたも、あたいみたいに男には絶対負けないって思う?」
勇者「おお、負けないぞ」
頭領「ふうん…いがいだね。勇者は、てっきりただのごうけつってカンジだと思ってたけ
ど。それとも、これからは、あたいみたいな生き方をしたいってわけかい?」
勇者「いや、俺はあんたとは違うぞ」
頭領「そうか…あんたは、あんたなりのやり方で、男を負かしてゆくというわけだね。…
……あんた、まさか色気で…とか、そんなことを考えてるのかい?」
勇者「ああ、それもいいかも知れないな」
頭領「あっはっは!おもしろい!あんたも、たいしたセクシーギャルだね。まあ、方法が
どうであれ、男には負けないという勇者のこころいきが気に入ったよ。ふふっ…おっと、も
うきれてるじゃないか。おいっ!もっとだ!もっと持ってきな!」


男には絶対負けないって思う?  はい ⇒次の質問へ
                いいえ⇒イベント終了
私みたいな生き方をしたい?   はい ⇒イベント終了(おとこまさり)
                いいえ⇒次の質問へ
まさか色気で?         はい ⇒イベント終了(セクシーギャル)
                いいえ⇒イベント終了


その夜、勇者はおかしらと心ゆくまで語りあった……。
そして、夜があけた!
しかし、勇者たちはゆうべのせいで、だいぶねすごした!

頭領「よう、おはよう!ゆうべはたのしかったぜ。また、こんどのもうなっ」
勇者「おう、いつでも相手になってやるぜ」
頭領「勇者。気をつけて、旅をつづけてくれよな。あたいも、おうえんしてるぜ」

セクシーギャルとは、リメイク版DQ3に登場する【性格】の一つ。
女限定の性格で、全てのステータスに対しプラスの補正がかかるという凶悪な性格。
【エッチなほん】を使ったり、【ガーターベルト】を装備してもこの性格になる。

女性の【勇者】をセクシーギャルにするためには、まず最初の【性格診断】でひたすら
「はい」と答え、
「どんな理由であれ いちどかわした約束をやぶってしまうのは 許されないことと思い
ますか?」が来たら、その後3回「いいえ」、次を「はい」と答える。
その後、【城】での性格診断に入るので、【大臣】に話しかけて、

もし【王】が間違ったことをしようとしても、王の命令は絶対だと思うか?→はい
王の命令はそれほどまでに重いと思うのか?→はい
と答えればOK。
すると精霊からこんなことを言われる。

「○○○○ あなたは エッチですね。私には 分かります。
たぶん 今 あなたは いきなり エッチと いわれて 顔を 赤らめたことでしょう。
それは 自分でも うすうす エッチであることに 気が ついているからなのです。
あなたは かくしていますが ひといちばい 男の子が 好きなはずです。
ぼんやり している時 ふと 気がつくと 好きな人のことを 考えてしまっていた。
ノートの すみのほうに ふと 気がつくと 好きな人の名前を 書いてしまっていた。
そして 思わず ニヤニヤしてしまう。そんなことが 多いはずです。
自分は もしかして エッチなのかな?あなたは ときどき そう思いますが
このさい はっきりと言いましょう。
あなたは エッチです。それも かなり です。
でも 心配は いりません。それは それほど あなたが 健康だということなのですから」

何度もエッチだと繰り返されますが、見事セクシーギャルになれます。


ゾーマを倒した後の各地での会話集


リムルダール

町娘「も、もしや大魔王をたおされたのではっ!?ええ、わかりますとも!ああ、光が
こんなにもまぶしいなんて……!まるで夢のようですわ」
武具「あの大魔王を倒しちゃったのかい?どひゃー!」
剣士「信じられぬ。あの大魔王を倒してしまうとはっ!なんというおかただっ!」
子供「わーい。わーい。勇者ばんざーい!」
町男「ありがとうございました!あなたさまこそ、まことの勇者です!」
ナレ「北側の家に入る」
老人「やれ、うれしや!もう生きていてもしかたないと思っておったが、長生きはするも
んじゃのう」
主婦「さあさ。今日はとびきりのごちそうをつくらなくては。精霊ルビスさまもきっとお
よろこびでしょう」
老人「ようやってくださった!これでこの国にも平和がおとずれることじゃろう」
ナレ「南西の家」
町娘「私は、信じていました!いつかこんな日の来ることを。あ、ありがとうございまし
た!」
老婆「そうか、おぬしらであったかこの世を、すくった勇者たちは……。ありがたいこと
じゃ」
牧師「おお、神さま!このおかたたちをつかわしてくれたことを感謝します!」
信者「ありがとうございました。おかげでこの国にも、朝がやってきました!」
ナレ「建物の外側を回って隠し通路から」
牢番「信じられぬ。あの大魔王を倒してしまうとはっ!なんというおかただっ!」
囚人「あんたのことを、これからは親分と呼ばせてください!」
宿屋「ありがとうございました。おかげでこの国にも朝がやってきました」
町男「なんと世界に平和がっ!もし、そのことをオルテガさまが知ったなら、さぞやおよ
ろこびになられるでしょう!ああ、オルテガさま……あなたは今いったいどこに……」
鍵屋「おお、聞いてくだされ!ついにこのわしにも『まほうのかぎ』をつくれたんじゃ!
じゃがのう…。できがわるいのか、いちど使うとこわれてしまう。こまったもんじゃよ」


マイラ

町男「も、もしや大魔王をたおされたのではっ!?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「人違いだ」
町男「そんな…。かくしてもわかりますよ。この光は、きっとそうにちがいないって、皆
でうわさしていたんです!あ、ありがとうございました!」
町娘「ああ、光がこんなにもまぶしいなんて……!まるで、夢のようですわ!」
町男「ありがとうございました。おかげでこの国にも朝がやってきました!」
武具「さあ、平和になったことだし、商売にせいを出さなくちゃ!けど、もう武器や防具
は売れないのかもな……」
宿屋「あなたさまこそ、まことの勇者です!」
剣士「信じられぬ。あの大魔王を倒してしまうとはっ!なんというおかただっ!」
番台「ここは、ろてんぶろでございまーす。朝風呂もなかなかいいものよ!」
老人「うーむ……。いい湯かげんじゃ!風呂は、このくらい熱くないと効かんわいっ。こ
れも世界に光があふれたおかげじゃよ。ああ…ごくらくごくらく…」
占師「ゾーマがほろび、別の世界につうじていた空間の穴は、とじられたようじゃな。そ
して、ここアレフガルドは光あふれる世界として、歩みはじめるじゃろう。そなたは、も
うもどれまい。この土地に骨をうずめなされい」
ナレ「南西の一角の家」
主婦「ああ、朝がこんなにもうつくしかったなんて、すっかり忘れていましたわ。私の国
ジパングも、それはそれは美しい日の出を見られましたのよ」
町男「ジパングから来たっていう2階の道具屋のだんな、なんだかさびしそうだったぜ。
こんなにめでてえ日だっていうのに、いってえどうしちまったんだ?」
ナレ「集会場へ」
町男「おお、神さま!このおかたたちを、つかわしてくれたことを感謝します!」
商人「よっしゃー!!これで、もうどんなに遠くにも商売にいけますよ!ところで、あな
たがもっているその剣をひとつ、私にゆずってくれませんか?」
勇者「いいだろう。もう必要ないしな。呪われた剣でもいいか?」
商人「わはは、冗談ですよ。魔王をたおしたというその剣、たしかに欲しいが、私などが
あつかえる物でもありますまい」
万屋「もう、ふるさとのことは思うまいっ!ここがわしの世界でござる!」


メルキド

兵士「信じられぬ。あの大魔王を倒してしまうとはっ!なんというおかただっ!」
ナレ「モンスター闘技場に入る」
案内「あの大魔王をやっつけたんだって!?ホントすごいよなあ。あんたたちが、ここに
出場したら皆があんたたちにかけるだろうな」
バニー「え?そとは明るくなったの?いや~ん。お化粧こいのがわかっちゃうー」
老人「ふがーっ!ふががが!ひゃまりのことに、ふゅればがひゅっとんだんじゃ!」
町男「すごいよ、あんたら!オレもうそんけいしちゃうよ」
商人「よーし、これからは、商売にせいをだすぞー!でも、その前に景気づけに、もうひ
と勝負だっ!」
マダム「大魔王?まあ、そんなのがいたザマスか?こわいザマスね」
店主「オレは、ぜったいにあんたらが大魔王に勝つと思っていたよ。なんたって、オレの
予想はめったにはずれないからね!」
兵士「あなたこそ、まことの勇者!さあ、王さまがお待ちかねですぞ!」
眠男「ま、まさか朝っ!ということは大魔王を…!あ、ありがとうございました!」
宿屋「ありがとうございました!これで商売にはげめます!あっ、そうだっ。おはようを
いう練習もしておかなくちゃ。おはようございます!ゆうべはよくおやすみでしたね。な
あんて……。やっぱ朝が来るっていいもんですよねえ」
客 「やあ、ぼくです。ガライです。いつまでもぶらぶらできないし、家に帰ることにし
ました。そして、あなたたちのことを、歌にするつもりです。きっと、いい歌になります
よ!」
店主「ぐうぐう……。なにやらまぶしいなあ……。でも夢だろう。むにゃむにゃ」
学者「わしは、巨大な人形をつくって、この町をまもらせようと思っていたのだが……も
うその必要はなさそうじゃな。ゴーレムという名前まで考えておいたのだが……いや、平
和がなによりじゃ」
主婦「ああ、光がこんなにもまぶしいだなんて……!まるで夢のようですわ!」
旦那「ありがとうございました。おかげでこの国にも、朝がやってきました!」
子供「すやすや……。ねえ、ガライにいちゃん、もっとお話を聞かせてよ…」
ナレ「この先は神官のいる場所」
男 「アレフガルドにひかりが!おお、なんとあたたかい。心から礼をいいますぞ」
神官「そなたたちのおかげで、ここアレフガルドも光ある世界として歩みはじめた。これ
からがこの世界のはじまりじゃ。そなたたちも、ちからをかしてくれよ。たのむぞよ」


ドムドーラ

町男「き、聞いてください!魔王がほろび去り、世界が平和になったんです!
剣士「も、もしやあなたがたが大魔王を、たおされたお方では?そ、そうでしたかっ!ま
さかあなたのような若者が、大魔王をたおしてしまうなど、夢にも思いませんでした」
武具「(東側)やっと子供の名前が決まりました!ええ、やっぱり『ゆきのふ』ってなづ
けたんです。この名前はきっと私の一族にひきつがれていくと思いますよ!」
主婦「やっと子供の名前がきまったんです!ええ、うちの人がどうしてもゆきのふってつ
けるって。すこし変な名前よね」
赤子「ふぎゃーふぎゃー」
ナレ「箪笥から、おしゃぶりをみつけた!」
武具「(西側)いらっしゃい!今日は気分がいいから、全品定価の半額だよ!え?もう武
器や防具はいらないって?そうか…そうだよなあ……」
宿屋「たびの宿屋にようこそ。でも、お客さん!外はまだあんなに明るいよ!泊まるなら
暗くなってから…なーんてね、こんなことをいえるのも、平和になったおかげ。あ、あり
がとうございました」
レナ「あたしは、昔アッサラームで人気だったおどり娘のレナ。でもそれも遠い思い出。
これからは、この世界でたのしくやってゆくわ」
ナレ「南西の家」
町娘「平和になったっていうのに、おとなりのおじいさん、まだくしゃみばかりしている
のよ」
老人「はくしょん!はくしょん!はくしょん!また、だれかわしのうわさ話をしているよ
うじゃな。じゃが、だれかがわしのことを気にかけてくれているというのは、この年にな
るとうれしいぞい。はっはっはくしょん!」
剣士「今頃、ラダトームの城は、平和を祝してうたげの準備におおわらわであろうな」
青年「ここから、東にゆくとメルキドの町です。え?そんなこと知ってる?そうですよね
え。でもほかに言うことが思いつかなくて…思えばずっとそのことだけを、言ってきたも
んなあ。しみじみ……」
馬 「ヒヒーン!(どうやら馬までもがよろこんでいるようだ)」
ナレ「井戸の中」
男 「おい!なにやら外が明るくなったようだけど、なにかあったのか?なんだって!こ
の世界にも朝が来たっ!?てことはだな……あの大魔王をたおした?お、おみそれいたし
やした!」
町娘「ああ、光がこんなにもまぶしいだなんて……!まるで夢のようですわ!」

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冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・40
2020.09.22

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エンディング


ラダトーム

町男「おお!あなたがたはっ!すでにここラダトームまでも知らせはとどいていますっ!
しかし、あの大魔王をたおされてしまうとは……。いったい、あなたがたはどういう人た
ちなのです!?ふしぎでなりません」」
店主「いや~めでたいねえ!もう、魔物におびえる生活とはおさらばだよっ!」
町娘「ねえ、大魔王のゾーマをたおしたってほんと?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「いや……」
町娘「やっぱりね……。あなたたち、そんなに強そうに見えないから…。きっと、あのス
テキなおじさま…オルテガのおじさまがゾーマをたおしたんでしょ。あなたたちだめよ。
オルテガのおじさまの手がらをよこどりなんかしちゃ」
町男「われらの祖先は、ギアガの大穴を抜け、この地にうつり住んだそうだ。いったいだ
れがここを、アレフガルドって名づけたかは知らねえでどよ……アレフガルドに光があふ
れて、ご先祖さまたちもきっとよろこんでいなさるだろうよ!」
神官「おお、神さま!このおかたたちを、つかわしてくれたことを感謝します!」
カンタタ「どひゃー!あの大魔王をたおしてきたんですかいっ!どうりでオレが何回たたかっ
ても負けたわけだっ。ええ、もう悪いことはしませんよ。これからは、マジメにやってい
くつもりです」
老人「雨と太陽があわさるとき、虹の橋ができる……。やっぱり、あのいい伝えはほんと
うだったようじゃな。おかげでこうしてこの国にも、平和がやってきた。ありがたいこと
じゃ」
少年「ぼく、呪いをとく勉強をしているんだよ。おねえちゃんたちが世の中を平和にした
ように、ぼくも呪いにかかった人を助けるの。だから、もし呪わりしたらぜったいボクの
所に来てね。ボクずっとまってるから」
勇者「こいつ、ぼくと言ったりボクと言ったりしてるな。プログラムの入力ミスか?」
宿屋「朝だ、朝だよーっと……。やっぱりこれでなくちゃね。いままでは外が暗いのにお
客さんをおくりだしたりして、うしろめたかったんですよ。でもこれからは、胸をはって
おはよういってらっしゃい、っていえますよ!」
宿人「ぐうぐう……。なにやらまぶしいなあ……。でも夢だろう。むにゃむにゃ」


ラダトーム城

門番「(左)おお!もどられましたか!大魔王ゾーマをたおされたと聞き、わが王もおよ
ろこびです!」
門番「(右)あなたこそ、まことの勇者!さあ、王さまがお待ちかねですぞ!」
老人「よくぞやってくれた!心から礼をいうぞ!じゃが、ふたたびこのようなことが、お
こらぬともかぎらん。そなたの勇者としての血筋を、のちの世のために残されよ。わしは
まっておるぞ!(ピカピカ)」
子供「わーい。わーい、勇者ばんざーい!」
少女「大魔王をたおしたなんてすごーい!そんけいしちゃうなあ!」
宿主「まあ!大魔王の城にいき、帰ってきた勇者さまははじめてです。しかも、大魔王を
たおして帰ってきたなんて……。あ、ありがとうございました!」
ナレ「北側城外」
男 「うれしいねえー!王さまがおまちかねだっていうのに、こんな所にいるオレにわざ
わざ話にきてくれて!あんたたちのことは一生わすれないぜ。マゴの代まで…いや、ずっ
と語りついでゆくよ」
衛兵「ここ、アレフガルドは精霊ルビスさまがつくったと聞いています。え?ルビスさま
にお会いになったのですかっ!?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「まあな」
衛兵「なんと!ルビスさまから、せいなるまもりを……。うっうらやましいなあ…」
飯炊「ああ、いそがしい!はやく、うたげの準備をしなくちゃ!とびきりのごちそうを作
るから勇者さまたちも、オナカいっぱい食べていってねっ!」
衛兵「(バリアの先で)そ、それはまさしく『おうじゃのけん』!大魔王にこなごなにさ
れたはずを、ど、どうしてあなたが?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「はいでいいや。どっちでも同じ返答だからな」
衛兵「そ、そうでしたか……。なるほど、そんなわけで…。いやはや大変でしたね」
ナレ「城外地下室」
男 「そなたらのおかげで、ついにこの国にも朝が来た!うれしいかぎりじゃ!心より礼
をいうぞ。ところで、このわしになにか用かな?も、もしやっ!『たいようのいし』をこ
のわしにあずけに来たのでは?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
勇者「そうだな……これからドラクエIをプレイする人のために残しておくか」
男 「おお!あれは、まさしくまさ夢であったかっ!たいようのいし、たしかにあずかり
ましたぞ!」
勇者「それじゃ、エンディングに向けて、国王に会うとするか」
娘 「どうしましょう!うれしくって、からだが勝手におどりだしちゃうの。シャンシャ
ンシャン、アレフガルドに朝が来て、シャンシャンとおどりましょ」
詩人「私は、あなたさまのことを歌にします。私の歌は、きっと後の世まで歌われてゆく
ことでしょう」
娘 「大魔王がいなくなったなんて、すごいわすごいわ!だから、今日はきっと国中あげ
てのおまつりよ!」
大臣「まさか、あの大魔王を本当にやっつけてしまう者がいたとは…。しかも、かよわい
女の身で……な、なに?あのオルテガのひとつぶだね?そ、そうであったかっ!では、オ
ルテガどのに?」
勇者「知るかよ」
大臣「なんとっ!そのようなことが…。しかし、このたびのそなたたちの偉業。きっとオ
ルテガどのも雲の上から見ているはずですぞ!」
近衛「光が…光が…こんなにもまばゆくてあたたかいものとは知りませんでした。もう、
闇におびえることはないんですね。勇者ばんざい!勇者勇者ばんざい!」
近衛「勇者さまいかがなされましたか?もしかして、てれているのですか?さあ、はやく
王さまの前へ!」
国王「しずまれ、皆のもの!勇者とその仲間たちよ!知らせを受け、そなたの帰りをまち
かねていたのじゃ。よくぞ大魔王ゾーマをたおした!そして、よくぞ無事にもどった!心
から礼をいうぞ!この国に朝がきたのも、すべてそなたのはたらきのおかげじゃ!大魔王
がほろびたためなのか、別の世界に通じていた穴は、とじてしまったようじゃが…ここ、
アレフガルドも光あるひとつの世界として、歩みはじめるであろう。すべては、そなたら
のおかげ!勇者よ!そなたこそ、まことの勇者じゃ!そなたにこの国に伝わる、まことの
勇者のあかし『ロトの称号』をあたえよう!勇者、いや勇者ロトよ!そなたのことは、ロ
トの伝説として、永遠に語りつがれてゆくであろう!」

ファンファーレが鳴り響き、エンディングがはじまる。

かくしてロトの称号をうけた勇者は、ここアレフガルドの英雄となる。
だが祝いのうたげが終わった時、勇者の姿はもはやどこにもなかったという。
そして彼女がのしていった武器防具は、ロトのつるぎ、ロトのよろいとして、
せいなる守りはロトのしるしとして後の世に伝えられたという。

そして伝説がはじまった……!

各地巡りとスタッフロール。


to be continued to
dragon quest I・Ⅱ

これまでの旅を
冒険の書に記録しますか?

はい、いいえ

はい!

勇者「さてと、エンディングも終わって冒険の書に記録し、俺のステータスは勇者ロト
になった。ということで、隠しダンジョンへ行こうか」
コンラト「隠しダンジョン……なんのことでしょうか?」
勇者「知らないのかよ。ロトの称号を得られれば、隠しダンジョンに入れて、裏ボスの
『しんりゅう』に制限ターン内に倒せば、願いを叶えてくれるんだよ」
リリア 「それって、ドラゴンボール?」
勇者「ああ、何せモンスターデザインが鳥山明だからな」
ナタリー「それで、何をお願いするのよ」
勇者「『ちちオルテガをいきかえしたい』だ!」
コンラト「生き返らしたいのですか?」
勇者「一度ぶん殴ってやりたいからよ」
リリア 「そんなことのために……ですか?」
勇者「これまで父親として何もしていくれなかったからよ」
コンラト「ファザーコンプレックスですね」
勇者「ち、ちがわい!」
リリア 「お断りしますわ。それって、単なる私怨を晴らしたいだけですよね」
ナタリー「そうね。行くなら、一人で行ってよね」
コンラト「それじゃ、私たちはルイーダの酒場に戻ります。何か正当な依頼でも受けたのなら
協力しますよ」
ナレ「と言って、三人は立ち去った」
勇者「……………………」
ナレ「そして勇者は一人寂しくさすらいの旅に向かったのであった」

THE END


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