冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・8
2020.04.30

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・8


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ピラミッド

ナレ「イシスから、ひたすら北上するとピラミッドが見えてきた」
勇者「一個しかないのか?有名なギザのピラミッドは大中小の3基あるよな。スフインク
スもないし……」
ナタリー「それはパラレルワールドの世界のことでしょ」
勇者「まあいいや。突入するぞ!」
ナレ「ピラミッドに入った」
勇者「お!BGMが何となくエジプト風に変わったな」
ナタリー「そうかしら……あたしは不気味な感じだけど」
ナレ「ミイラおとこ、が現れた!」
勇者「さすがピラミッドだぜ!ミイラとはな」
リリア 「アンデットですから、わたしのバギが効きそうです」
勇者「ミイラ男がやたら出やがるな。さすがピラミッドだぜ!しかし、ミイラ男ばかりで
ミイラ女はいないのか?男女均等法に抵触するぞ」
ナレ「などと、ぶつぶつ言いながら通路を進んでいると……」
勇者「あああ!Σ( ̄□ ̄|||)」
ナレ「落とし穴に落ちた」

勇者「さすがピラミッドだぜ。王家の財宝を守るためのトラップか?」
ナタリー「上に昇る階段はどこかしら?」
リリア 「ありました!南西の隅の狭い通路の先です」
ナレ「魔物を討伐しながら、3階に上がってきた」
コンラト「東西に狭い通路と、北へ広い通路があります」
勇者「なんか聞いたことがあるな……ギザのクフ王のピラミッドの王の間へと続く大回廊
を思わせるな。北へ行ってみるか」
リリア 「だめです。大きな扉が塞いでいます。盗賊の鍵では開きません」
コンラト「戻りましょう」
リリア 「この3階って……気づいたんですけど、左右対称のシンメトリーですよね?」
コンラト「そういえばそうですね。左右対称です」
リリア 「イシスの子どもが唱っていた、東の東から西の西という謎の言葉を示す場所ではな
いでしょうか?」
ナタリー「南東と南西の突端が怪しそうだわ」
勇者「なるほど、調べてみるか……お、ボタンがあるぞ!」
リリア 「あ、適当に押さないで下さい。東の東から西の西です!」
勇者「そうか、まずは東の突端の東側のボタンをポチッと押して、西の突端に回って西側
のボタンをポチッとな」
ナタリー「あら、北側の方で何か大きな音がしたわ。さっきの扉の所」
リリア 「戻ってみましょう」
勇者「お!扉が開いているぞ。その先に宝箱が二つある!!」
ナレ「勇者は、スタミナのたねと『まほうのかぎ』を手に入れた」
勇者「よっしゃあー!これで各地の開けられなかった扉が開く」
コンラト「戻りますか?上に昇りますか?」
勇者「もちろん上だ!!」
ナレ「ということで、さらなる探索のため上の階へと向かう。そこは4階、手に入れたば
かりのまほうのカギを使って扉を開けて中に入ると」
ナタリー「なにこれ?宝箱がズラリと並んでるじゃない?」
勇者「うーむ……」
ナレ「と、しばらく考えていたが」
勇者「今はやめておこう。イシス城地下の宝箱みたいに亡霊が守っているかもだからな。
その時は見逃してくれたが、ここではそうもいかないだろう」
ナタリー「諦めるのね」
勇者「今はな……。レベルが上がって余裕が出てきたら、また取りに来よう。それに、例
の呪文が効かない謎の場所ってのも気になるしな」
コンラト「それじゃ、行きますか」
ナレ「宝箱を横目に上へと昇り、5階に着いた」
勇者「また、まほうの扉かよ。ここに来るには、当然まほうのカギを手に入れているわけ
だし、無意味じゃね?」
ナタリー「気にしないでいくわよ。と……宝箱には、『はでなふく』が入っていたわ」
リリア 「遊び人専用の服のようですね。勇者さん、似合いそうですよ」
勇者「ば~か('ω')勇者の俺に着れるわきゃないだろ!」
ナタリー「いずれ仲間を加えた時のために、袋の中に収めておけば?」
勇者「そうだな……。もう何もないから上に昇る」
ナレ「そこはピラミッドの頂上だった」
勇者「おー!絶海かな絶景かな!」
コンラト「足もとに注意して下さい。落下しますよ」
勇者「足もと?お、小さなメダル見っけ(*^^)v」
ナタリー「ここは頂上よ。どん詰まりで、下に戻るしかないわよ」
勇者「なあに、こうやって……えいやーっ!(飛び出す)」
三人「(揃って)きゃー!いやー!なんと!」
ナレ「悲鳴を上げる仲間をよそに、無事に地上に降り立った」
ナタリー「なんてことするのよ(○`ε´○)プンプン!!」
リリア 「そうですよお(;´Д`)」
コンラト「やると思いましたよ( `ー´)ノ」
勇者「まあ、いいじゃないか。無事だったんだからさ。さて、一旦イシスに戻るぞ」
ナレ「一行がイシスに戻った時、空はどっぷり暮れていた」
冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・7
2020.04.26

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・7


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砂漠の地へ


ナレ「というわけで、砂漠から山脈伝いに沼地にたどり着いた」
老人「まほうのカギをおさがしか?」
勇者「もちろんだとも」
老人「カギは、さばくの北、ピラミッドに眠ると聞く。しかし、その前にまずっ!イシス
の城をたずねなされ。たしかオアシスの近くにあるはずじゃ」
勇者「わかった!イシスの城に行けばいいんだな。と、その前に……」
コンラト「家探しですね」
勇者「おうともよ。おてんばじてん、小さなメダル見っけ(*^^)v」
リリア 「二冊目のおてんばじてんですね」
勇者「よし、イシスの城を目指すぞ」
コンラト「オアシスの近くですね」
ナレ「灼熱の砂漠を渡ること、超硬い『じごくのハサミ』に苦戦しながらも、なんとかオ
アシスを見つけた」
勇者「このオアシスにイシスがあるのか?」
リリア 「助かりました。灼熱地獄の砂漠を渡って、喉がカラカラです」
ナタリー「急げや、急げ!」

住民「ここは、さばくの国イシス。いまは亡きファラオ王のつくった国です」
勇者「墓場があるな……。例によって何かあるかも……小さなメダル見っけ(*^^)v」
兵士「この国をおさめているのは、とても美しい女王さまだ。おぬしも女王さまが見たくて、
はるばるやって来たのだろう」
住民「だれもソクラスのことを笑えまい。人生とは、ああしたものかも知れぬ……」
勇者「ソクラス?古代ギリシャのソクラテスなら知っているが?」
ソクラス「わたしは、ソクラス。こうして夜になるのを待っています。でも、夜になるとなぜか、
朝がまちどおしくなってしまうのです」
勇者「やっぱりソクラテスだよなあ……」
剣士「さばくの北には、ピラミッドとよばれる王家の墓があるそうだ。オレもいってみたいも
のだが、なにしろなん1000年も昔からの神聖なたてものだからな…へたに近づいたりたからも
のにふれたりしたら、呪われるにちがいないぞ」
勇者「残念だが、そのピラミッドに用があるのでな。まほうのカギを手に入れなきゃならんの
だ!」
住民「チッ!今日もかなり負けちまった…」
ナタリー「ですって、どこかに賭博場でもあるのかしら」
コンラト「あそこに階段がありますよ」
勇者「降りてみよう」
案内「ここはモンスターが戦う、手にあせにぎる格闘場です!」
勇者「なるほど……とりあえず、ここは後回しにしよう。まほうのカギを手に入れるのが最優
先事項だ」
ナタリー「あら、めずらしいこと」
勇者「俺は16歳の未成年だぜ」
リリア 「この世界では十分大人ですよ」
勇者「とにかく先を急ぐぞ」
コンラト「中島みたいなところに誰かいますよ」
住民「つめたい水はいかが?水はわたしたちのたからですわ」
老人「ゴクゴク……ひゃー!うまい!さばくは、のどがかわいて…それに魔物たちのおそろし
いこと!しかし、女王さまの美しさたるや、ここまで旅をしたかいがあったというものです」
勇者「そんなに美しいのか?この俺と比べたらどうだ?」
ナタリー「あんた、張り合いたいわけね」
勇者「年頃の16歳の女の子だからな」
ナタリー「言ってなさいよ」
詩人「うたはどうです?旅のひと」
勇者「タダならな」
詩人「ラララ、ほしふるうでわをつけたなら、すばやさ上がってうれしいな、ラララ…」
勇者「ほしふるうでわ?すばやさを上げるアイテムか……」
リリア 「城壁が途切れ、石畳の続いている先に、城があるみたいですね」
ナレ「イシスの町を北側に抜けると、一旦オアシスに出て、その畔に城があった」
衛兵「ようこそ、イシス城へ。さばくを旅しておつかれでしょう。どうぞ、ごゆるりと」
勇者「さて、女王さまとやらに面会するとしようか」
リリア 「あの……。こういう場合は謁見というのでは?」
勇者「そうなのか……あれ?庭内の西側の円柱の一部が途切れているな。なにかありそう
だ。怪しい場所は見逃すな!だよ」
ナタリー「謁見はどうするのよ」
勇者「後回しだ!」
ナレ「途切れた円柱から回り道した所には、城郭通路があり、さらに進むと階段があった」
勇者「階段を降りたはいいが、狭い通路だな。お、宝箱があったぜ」
ナレ「宝箱を開ける勇者」
勇者「おお!噂の『ほしふるうでわ』が入ってたぜ」
ナレ「すると、目の前に亡霊が現れた」
亡霊「わたしの眠りをさましたのはお前たちか?」
勇者「そうだ!」
亡霊「では、そのたからばこの中身をとったのもお前か?」
勇者「もちろんだ!」
亡霊「お前は正直者だな。よろしい。どうせ、もうわたしには用のないもの。お前たちに
くれてやろう。では…」
ナレ「やがて、静かに消え去ってしまう」
リリア 「成仏されたようですね。宝物を守っていたのでしょうか?」
勇者「さあな、俺にくれたんだから、それほどでもないんじゃないか」
ナタリー「正直者ですって……あんた意外と度胸があるわね」
勇者「胸なら一応あるぞ。女の子だからな、B78だが……ついでにW60、H81だ。
身長158cm、体重53kgだ。どうだ参ったか」
ナタリー「その胸じゃないわよ。でも一応平均的なサイズみたいね」
勇者「そうなのか?」
コンラト「余談はさておき、はやく女王さまにお目通りしましょう」

ナレ「改めて城の中に入る一行」
勇者「なんか、やけに猫がいるな。まさか、呪いで猫にされたとかじゃないだろな。冗談
ドラゴンクエストIに、そんな話があったな……」
ナタリー「で、今回は時計回り、反時計?」
勇者「え?ああ、反時計回りにしよう」
娘A「さばくを旅して来たの?ハナのあたまの皮がむけかかっていますわよ」
学者「ピラミッドは王家の墓。亡くなった王とともに多くの宝物もうめられたそうだ。じ
ゃがピラミッドをあらすどろぼうはあとをたたず……。なげかわしいことだ……」
娘B「ああ、たくましいひとたち!女王さまもきっと、気に入ってくださることでしょう」
勇者「失礼な!この可憐なる少女を、たくましいとは"(-""-)"」
ナタリー「十分たくましいと思うけど」
勇者「なにお(*'へ'*)ぷんぷん!」
リリア 「鍵のかかった扉がありますね。持ってるカギでは開かないようです」
勇者「例のまほうのカギが必要なのだろう。宝箱が並んでいるようだが……」
娘C「おそらく、あなたがたもピラミッドへむかうむこうみずな旅人…。けれど気をつけ
なさい!ピラミッドには、じゅもんのきかぬ場所があるそうな」
勇者「呪文がきかないとなると、ナタリーは役立たずだな」
ナタリー「その場所へ、行かなければいいでしょう?」
男 「古い書物によると、ピラミッドにはいろんなしかけがあるらしい。気をつけるこっ
たな」
勇者「しかけ?突然床が抜けて針山に落ちるとか、逆に天井が落下して煎餅になっちゃう
ってヤツか?」
ナタリー「前方から大岩が転がってくる、ってこともあるわね」
コンラト「余談はよして、女王さまのところへ」
勇者「そうだな。遠回りしたが、会おうじゃないか!その美貌の女王とやらに」
ナレ「中央階段を昇って、女王のいる場所へと向かう」
近衛「(A)オレは、女王さまのためなら死ねる!ああ、女王さま……。(B)女王さま
をおまもりするのがわたしの役目。ああ、わたしはなんて幸せな男だ!」
勇者「なんか……。この二人、逝っちゃってんじゃないか?」
侍女「子どもたちがうたう、わらべうたにはピラミッドのひみつが、かくされているそう
ですわ。でも、あたしには、さっぱり」
勇者「まあ、ピラミッドには秘密があって当然だな」
猫 「フーッ!」
勇者「かわいくない猫だ。シッシッ!」
リリア 「この部屋、子どもが遊んでいますわ」
コンラト「託児所ってところでしょうか」
子供「(A)ねえ、いっしょにうたおうよ!(B)まんまるボタンは、おひさまボタン。
ちいさなボタンでとびらがひらく。東の東から西の西」
リリア 「ここは謁見の間ですよね。その一角に子供がいるのは、おかしくありませんか?」
ナタリー「もしかしたら、女王の子供じゃない?」
勇者「ということは、そのわらべうたも王家の血筋に伝わる鍵か?」
リリア 「ありえますね。メモしておきます( ..)φカキカキ」
勇者「王子か……。もしかして、今から手なずけておけは、将来結婚して王妃になれちゃ
ったりするかな(*^^)v」
ナタリー「無理でしょ。王子は拐(かど)わかされても、国民が納得しないでしょ」

侍女「(A)わが女王さまに、こわいものなどありませぬ。たとえ、魔王といえども、そ
の美しさの前に、ひざまづくでしょう……。(B)私たちは、女王さまにおつかえする女
たちです。イシスに住む女なら、だれもがあこがれる役目ですわ」
女王「みなが私を、ほめたたえる。でも、ひとときの美しさなど、なんになりましょう」
勇者「そうだよな。この国では、国王が死ねばミイラにされて、金銀財宝と共に人知れず
墳墓に埋葬されるからな。そして後の世に墓荒らしにあうんだ」
ナタリー「王妃もミイラにされる対象よ。王妃になるのはやめる?」
勇者「…死後のことなんかどうでもいいや。さあ、そろそろピラミッドへ出発するぞ!」
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銀河戦記/鳴動編 第二部 第七章 反抗作戦始動 II
2020.04.25

第七章 反抗作戦始動


II


 サラマンダー艦橋。
 オペレーター達の表情が強張っている。
 総督軍二百五十万隻との戦闘がまもなく始まるからである。
 それを示すかのようにオペレーターが報告する。
「まもなく会敵します」
 それに応えるように、正面スクリーンが切り替わった。
 戦闘想定宙域のベクトル座標が表示され、やがて前方に多数の艦艇を表した。
「総督軍艦隊です」
「重力加速度計による計測によると、その数およそ二百五十万隻に相当します」
「情報通りですね」
 パトリシアが語りかける。
「総督軍が停止しました」
「なるほど……。まずは様子をみようというところか」
「慎重になっているんですね」
「こちらも停止しよう。様子をみる」
 圧倒的に艦艇の数が少ないというのに、アレックスは落ち着いていた。
 二百五十万隻対百五十万隻。
 数だけでみるならアレックス達の敗北は間違いのないところであった。
 しかしながら勝てない戦いには参加しないというのが、これまでのアレックスの方針の
はずである。
 果たしてどんな秘策を用意しているのであろうか。
「総督軍に関する新しい情報は入ってないか? 特にトランターについてだが」
「いえ。通信妨害が激しくトランターに関しては何ら情報は届いていません」
「だろうな……」
 現在位置とトランターの間には、敵艦隊が無数に存在するのだ。戦闘態勢状態で、ただ
でさえ通信が交錯しているのに、正常な通信ができるはずがなかった。
「何かあるのですか?」
 パトリシアが怪訝そうに質問した。
「いや、何でもない。ちょっとしたことさ」
 と、微笑みながらはぐらかすアレックスだった。

 そんなアレックス達の心境とは裏腹に、追従する従軍報道機関の連中は、気楽に報道合
戦を繰り広げていた。
『ご覧ください。まるで天の川のように煌めく無数の光点は、すべて敵艦隊です。スペク
タル大パノラマを彩る雄大なる眺めです』
『こんな時に不謹慎かと思われますが、銀河帝国の存亡を掛けた決戦を前にして、静寂と
闇に包まれ静か過ぎるほどです』
『あ、今敵艦隊に動きが見られました。一部の艦隊が前進をはじめたようです。どうやら
先鋒を繰り出して、まずは様子を窺おうということでしょう』

 そんな情勢を手元のモニターで眺めながら苦笑するアレックス。
「マリアンヌを呼んでくれ」
 モニターに第六皇女マリアンヌが映し出された。
『お呼びですか、殿下』
「ああ、敵の先鋒艦隊に対して迎撃に出てくれないか』
『喜んで』
「よろしく頼む」

 第六皇女艦隊旗艦「マジェスティック」の艦橋。
 マリアンヌが乗員たちを鼓舞していた。
「殿下のご命令が下りました。みなさんのご健闘を祈ります」
 いつもなら甘えん坊の末っ子のマリアンヌであるが、ここ戦場においては面目躍如であ
った。
 皇女としての誇りである。
 変わって皇女従属の艦隊司令官のJ・G・クレース少将が訓示を述べる。
「先陣は武人の誉れ。殿下の期待に応えて、この先鋒戦を勝利するのだ」
「おおー!」
 一斉に喊声を上げる兵士達。
「全艦微速前進!」
「微速前進。ようそろー!」
 本隊を離れてゆっくりと前進をはじめる第六皇女艦隊。
 その中心にマジェスティックを配して勇壮たる進軍である。

『帝国軍が動き出しました。総督軍に対して、皇太子殿下もこれに応えて、ほぼ同数の部
隊を繰り出されたようです。ついに決戦の火蓋が切られます』
『皇太子殿下の期待に応えるのは、旗艦マジェスティック率いる第六皇女艦隊です』

 進軍する第六皇女艦隊を、サラマンダーの艦橋から見つめるアレックス。
 彼の本来の戦法は自らが先頭に立って突撃するのが本位であるが、それはあくまで一個
艦隊同士の戦術級の戦い方である。
 百万隻を超える大艦隊を率いた戦略級の戦法には、また戦略級の戦い方が必要だった。
「大丈夫ですかね」
 パトリシアが心配そうに尋ねる。
 皇女の中でマリアンヌの戦闘経験は多いとは言えない。
「なあに、控えにいる艦隊司令官はネルソン提督の下で歴戦を重ねたクレース提督だ。心
配することはない」
ポチッとよろしく!

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