冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・23
2020.02.26

冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・23



ナレ「テパの村とおぼしき地点に向かって船出する一行」
王女「あの町に行くには、どこから上陸するのかしら?」
王子「山脈に囲まれて上陸できないですね」
勇者「平地が見えたぞ。取り敢えず上陸してみるか?」
ナレ「しかし遭遇するモンスターが強者揃いだった」
勇者「じごくのししゃ、じんめんじゅ……強い、強すぎる」
王女「パペットマンのMP吸収がいやらしい!」
王子「ここは違うようです。撤退しましょう」
ナレ「河口を見つけて上流へ向かおうとするも、やはり魔物は強力だった」
勇者「ここでもないようだ。もっと北へ向かおう」
ナレ「海岸線を北上しながら、上陸地点を探す」
王女「また河口がありましたよ」
勇者「どうなるか分からないが、行ってみるっきゃないだろ」
王子「当たって砕けろですね」
ナレ「遡って上流へと向かうと、川の行き止まりとなり、右手に町を発見した」
王女「見つけましたわ」
王子「ナイル川の源流を探していた冒険家もこんな心境だったのでしょうね」
勇者「見つけたわいいが、どうやらぐるりと回り道しなけりゃならんようだな」
ナレ「平原を歩き山裾を辿って、町の側に来ても湖が邪魔して、さらに回り道をしなけれ
ばならない」
王子「ふうっ。やっと到着しましたよ」
王女「早く入りましょう」
翁 「テパの村へようこそいらっしゃった」
王子「テパの村、っていうんですね」
兵士「私は、旅の兵士。なんても、この村には羽衣づくりの名人、ドンモハメどのがいる
と聞いたのだが……かなり気むずかしくて、気に入った道具と材料がないと、仕事を引き
受けないらしいぞ。」
王女「ええ!?羽衣づくりの名人ですってえ!!(目を輝かせる)」
王子「落ち着いてください」
王女「これが落ち着いていられますか。どこにいらっしゃるのですか?」
勇者「と、とにかく。聞き込みを開始するぞ」
王女「武器屋横の人は?」
商人「商人仲間のうわさでは、満月の塔に『つきのかけら』というふしぎな石があるそう
ですよ。でもいったい、その石にはどんなチカラがひめられているんでしょうね。うーん、
気になる……。」
勇者「それは、俺も気になるな。王子、メモしておけよ」
王子「メモしてます( ..)φカキカキ」
王女「次の人!行くわよ」
武具「ここは武器と防具の店だ。どんな用だね?」
勇者「一応、見せてくれや。はやぶさのけん、ちからのたて……か、20000G以上するの
か。金が足りん、また後でな」
武具「また、来てくれよ!」
王女「次!西の方にいる人」
男性「ラゴスを捕まえてください!あいつが水門のカギを村から奪っていったので
す!」
王子「水門のカギですか……メモしときます」
王女「次!」
住人「この村の南に、満月の塔と呼ばれるものが、たっています。昔はそこへ舟で行けた
と聞きますわ。」
王子「舟で満月の塔へですって、先ほどのすいもんのかぎが関係しているのでは?」
勇者「ありうるな」
王女「次よ!」
女性「あたしはジーナ!うちのやどろくったら、どこへ行ったのかしら!また水門のとこ
ろで飲んだくれているのかしら!ぷんぷん!」
王子「水門ですって、やはりすいもんのかぎが必要となりそうですね」
王女「あ!金の扉があるわ!!きっと、ここにいらっしゃるに違いないわ。早く扉を開け
て!」
勇者「おいおい、興奮するなよ」
王女「早く!」
ナレ「王女にせっつかれながら、金の扉を開けると下に降りる階段があった」
王女「降りますよ」
ナレ「何らかの機械の前に老人が立っている」
王女「あなたさまは?」
老人「わしはドン・モハメ。この村で隠居する者。このわしに何か用か?」
ナレ「はい、いいえ、で答えてください」
王女「はい!(目を爛々と輝かせて)」
ドン「悪いがわしの方はそなたたちに用はない。帰ってくれ!」
王女「いけない!持ち物を軽くするために、預かり所に置いてあるんだったわ!!」
勇者「ちなみに、いいえと答えると?」
ドン「そうじゃろう。ならば帰ってくれ!」
勇者「というわけで出よう」
王女「せっかく機織り名人が見つかったというのに……。ええと、この村に預り所はある
のかしら?」
王子「ちょっと待ってください。水の羽衣を作る材料である、あまつゆのいとは手に入れ
ましたけど……旅の兵士が言ってましたよね。気に入った道具と材料がいるって、つまり
道具がないから、断られたのでは?」
王女「そ、そうだったわ。道具が足りないのよ……」
王子「もう少し、情報集めを続けましょう」
勇者「次は宿屋だな。女と寝ている男がいる?」
王女「女性は預り所の人でした」
宿男「うぬぬぬ……。ラゴスのやつめ……。私の足がもう少しはやければ、おめおめ逃が
しはしなかったものを!」
王子「ラゴスとかいう人に逃げられたのですね。何か取られたのでしょうか?」
ナレ「向かい合って会話中の二人に質問してみると」
男 「水門を開けよ。さすればかわききった川にも流れがもどるであろうぞ」
娘 「もう、おじいちゃんたら、これしかいわないの。いったい、どうしちゃったのかし
ら」
王子「水門を開けるそうです」
勇者「ふむ……。おや?町の外を犬が歩いているぞ」
王子「どうやらもっと北の方に行けるようですね」
勇者「行ってみよう。おい、犬!」
犬 「わんわんわん!」
勇者「だよな。北に禿頭がいるぞ。ワクワク」
禿男「うわー、ジーナ!オレが悪かった。ゆるしてくれ!うん?ジーナじゃないのか……。
いいか、おれがここにいるってないじょだぜっ。ヒック……。」
ナレ「はい、いいで、答えてください」
勇者「なんだ、ただの酔っぱらいか。いいえだな」
禿男「あんた、けっこう冷たいヤツだな。」
勇者「貴重な情報をくれない奴は、冷たくするに限るぜ」
王子「あそこに階段のある扉が」
勇者「どれ?だめだ、金のカギでは開かないぞ」
王子「町人達が言っていた、水門のカギが必要なのでしょう」
勇者「ラゴスとやらが持ち逃げしたんだろうな」
王子「探してみますか?」
勇者「そうだな。これで町人全員から話を聞いたから次の行動だ」
王女「どうなさいますの?」
勇者「ふふん。これだよ(と、牢屋のカギを取り出す)」
王子「なるほど、ルーラで飛んで牢屋巡りですね」
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冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・22
2020.02.25

冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・22



勇者「さて、次の目的は?」
王子「世界地図を見てみましょう」
王女「せかいじゅのはを取りに行く途中にあった半島に点滅している箇所がありますね」
勇者「よし、行ってみよう」
ナレ「ザハンに飛び、そこから舟で半島へと向かう」
勇者「よし、着いたぞ。入ろう」
ナレ「町の中には、焚火をしている少年と犬。そして金の扉があった」
少年「みんな、私だけをのこしてどこかに行ってしまった……。うえ~ん、さびしいよお
っ。」
勇者「町人がいない?おい、犬!」
犬 「きゃいん!きゃいん!」
勇者「お、珍しく、わんわんわん!とは鳴かないな」
王女「金の扉を開けて入ってみましょう」
王子「それしかないですね」
ナレ「その先で一行が見たものは?」
勇者「おお!地下街じゃないか?」
王子「みなさん、ここにいたんですね」
王女「さっきの少年に話してあげましょうね」
勇者「いつもの通りに情報集めだ」
女性「ようこそ、ペルポイの町に。ここはロンダルギアふもとの南。ハーゴンの呪いがふ
りかからないよう、町を地下につくったのです」
王子「なるほど、そういうわけでしたか」
少年「ぼくの名前はルーク。しかし、それいがい思い出せないのです。気づいたら、この
町の近くの海岸にたおれていて…神父さまに助けられたのです。ああ、いったいぼくは、
どこから来たんだろう」
王子「そう言えば、ザハンの村の宿屋の女将が、恋人のルークの帰りを待ち焦がれていま
したね。この人じゃないでしょうか?」
勇者「かもしれないが、彼はNPCだから、ここからは動けない。永遠に再会のできない、
儚い恋といわけだな」
王女「悲しいですね」
勇者「それが、ゲームシナリオの冷たい作為だ」
王子「教会に人がいますね。聞いてみましょう」
男 「すやすや……」
王女「寝ているだけですね」
兵士「私は見た!町の北西、ロンダルギアのふもとで、岩山がわれるのをっ!あれは、悪
魔のなせるわざ!おお、神よ!」
王子「聞きましたか?ロンダルギア……たぶん、そこにハーゴンがいるのでしょうね」
勇者「ふむ……。エンディングに向けて、まっしぐらということだな。しかし、そこから
が一番難しいんだよ。君!」
ナレ「君、とは王子と王女に向けられたものではない。つまり、これを読んでいる貴方で
すよ」
勇者「何を言っているんだか……。ここは福引き所か、券を持っていないからパス」
王子「宿屋に誰か泊まっているみたいですよ」
宿女「あら、ボーイさん。ちょうどよかったわ。お風呂はどこかしら?え?ボーイじゃな
いし、ここにはお風呂がないですって?まあ!なんてホテルなのっ!」
勇者「風呂がない?つまり、覗きもできないということか。じゃあねバイバイ(@^^)/~~~」
王子「宿の北に誰かが、散歩してるのかな」
男 「ハーゴンはまやかしのじゅつが、とくいと聞く。しかしもし、大地の精霊ルビスの
まもりがあれば、まやかしをうちやぶれようぞ!」
王子「大地の精霊ルビスのまもり……メモしておきます( ..)φカキカキ」
王女「さて、この一角は、預かり所と道具屋か。お、ここにも禿男がいる」
禿男「おたくたちも、ろうやのカギを買いに来たのかい?」
勇者「買い物には来ていないが……何か知っていそうだな。ここは、はいだ!」
禿男「オレもよお、この町で売ってるって聞いて来たんだが、とんだデマだったようだな。
ちっ!」
勇者「なるほど……。この禿男の言っていることからすると、ろうやのカギを売っている
という噂がながれている、ってことだよな」
王子「そうですね。もしかしたら、どこかで密かに売られているかもしれませんね」
勇者「こうなれば、もう一度片っ端から聞いて回ろうぜ」
王子「ここの道具屋は知らないようです」
勇者「次に回るぞ。道を隔てたとこの道具屋で聞こう」
道具「いらっしゃいませ!ここは道具屋です。どんなご用でしょう?」
勇者「何を売っているんだ?」
道具「へい。こんなものですが……。やくそう、どくけしそう、?????、キメラのつばさ、
ですが」
勇者「おい!その、?????ってのは何だ?」
道具「おっと、だんな。誰から聞きました?これはちょっと値が張りますよ。いいです
か?」
勇者「……。なんか薬物取引しているみたいだな……。それをくれ!」
道具「では、お売りいたしましょう。でも、誰にもいわないで下さいよ。どなたがお持ち
になりますか?」
勇者「もちろん俺だ!」
道具「はい、どうぞ。勇者さん!ほかにも何かご用は?」
勇者「ない!」
道具「ありがとうございました。今後ともごひいきに!」
王女「何を受け取ったのですか?アイテム名が言われませんでしたけど……」
勇者「まあ、秘密取引だからな。聞かれたらマズいのだろうよ」
王子「で、何を?」
勇者「ああ……」
ナレ「と、アイテム欄を確認すると……」
勇者「ろうやのカギだ!」
王子「やりましたね!これで各地の牢屋を開けて回れる」
勇者「まだ、全部情報を聞いていないぞ」
王子「そうですね。町の隅に家があるようです。尋ねてみましょう」
老人「テパの村に羽衣作りの名人 ドン・モハメが住んでいるそうじゃ。わしも一つ作っ
てもらいたいもんじゃのう。」
王女「えええ、羽衣作りの名人ですってえ!!(目を輝かせて)テパの村ですか?どこに
あるのですか?」
王子「知らないみたいですね」
勇者「次の目的地はテパの村に決まりだ。最後に、武器屋のメニューを見て終わりにしよ
う」
王子「武具屋のメニューは、ドラゴンキラー・ひかりのつるぎ、ミンクのコート、そして
ちからのたて、です……。金が足りませんね。ミンクのコートが欲しいところですけど」
勇者「ちょっと待てよ。北東の方に建物があるぞ、まだ見てなかったよな」
王子「そうでしたね。行ってみましょう」
王女「あら?建物の外、町の隅っこに誰かいますよ」
勇者「うむ、そういうヤツに限って重要アイテム持ってるはずだ。行くぞ」
ナレ「建物の中は牢獄だった」
牢番「私は、ラゴスというぬすっとをろうごくに入れておいた。しかし、ラゴスは逃げ出
してしまったのだ!いったい、どこからどうやって……。うーむ、ふしぎだ……。」
王女「ラゴスというえば、テバで水門のカギを持ち去った?」
王子「どうやら、ここに逃げ出してきて捕まり、また逃げ出したようですね」
勇者「どうやら脱走の名人のようだ」
ナレ「金の扉を開けて左側の牢の中にいた老人に尋ねると」
老人「大神官ハーゴン様はロンダルキアの山々に。邪心の像を持つ者だけがロンダルキ
アへの道を開くことができるのじゃよ。ふあっふあっふあっふあっ」
王子「邪心の像?メモしておきます( ..)φカキカキ」
勇者「さて、右の牢屋には誰もいないようだが……。と見せかけて、隠し扉があるはずだ
な。建物の外にいた奴が隠れているはずだ」
ナレ「壁を調べていくと隠し通路があった。出てみると、先ほどの人物が立っていた」
町人「あは、見つかっちゃった!ぼくがウワサのラゴスだよ。水門のカギを返すからもう
許してね。ごめんね」
ナレ「すいもんのカギを手に入れた」
王女「テパの村に急ぎましょう!」
勇者「テパ、テパ、言うけど……。どこにあるんだよ?」
王女「世界地図を見て、まだ行っていない所があるわ。ベラヌールから北東にある大陸の
中ほどに点滅している所があるじゃない。たぶん町だと思うわ」
王子「なんだか分かりませんけど、行くだけ行ってみればどうでしょう?どうせ行かなき
ゃならなくなりますよ」
勇者「しようがねえな。行ってみるか」
ナレ「というわけで、テパの村と思われる場所へと向かったのであった」
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冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・21
2020.02.24

冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・21



ナレ「情報集めに再びベラヌールに戻ってきた」
王子「たまには宿屋に泊まってみませんか?旅立ちからここまで、一度も宿に泊まってま
せん」
王女「そうですね。お風呂にも入って、汗を流したいです」
ナレ「久しぶりに宿屋に泊まることにした一行なのであるが……翌朝」
宿屋「おはようございます。夕べはよくおやすみでしたね。ところでもうひとり、お連れ
の方は?もしかしてご病気では?それならば、元気になられるまでお預かりしますが…」
王子「か、からだが動かない…どうやらハーゴンがぼくに呪いをかけているらしい。しか
し、やられたのがぼくひとりでよかった……たぶん、ぼくはもうだめだ。さあ、ぼくにか
まわず行ってくれっ!ううっ…」
勇者「おいおい。泊まろうと言ったのはおまえだろうが。病気になってどうする」
王女「やはり、ハーゴンの呪いでしょうか?」
兵士「……しかし、王子さまがこんなことになるなんて、私は王様に何とお伝えすればよ
いのでしょう……」
勇者「おまえが心配してもしようがねえ。王子は宿屋に任せて、先に進もう」
王女「だれか、呪いを解く方法を知っているかも知れません」
ナレ「町人に聞いて回る二人」
老人「世界樹の葉には死者を蘇らせる力があると聞く。ハーゴンは遠くからでも人を呪い
殺すことができるというが…ここはハーゴンのいるロンダルキアの地ではない。呪いの力
も弱いはずじゃ。もしかしたら、世界樹の葉でお仲間を助けることができるかもしれんぞ」
勇者「世界樹の葉か……」
王女「町の外れに来ました。花畑に女の人がいます。聞いてみましょう。何か知っている
かも」
女性「ずっと東の海の小さな島に世界樹の木が1本生えているそうですわ。そして、その
大切な葉を一度に1枚ずつだけ落とすと伝えられています」
勇者「東の海の小さな島か……」
王女「世界地図で見ると、どうやらザハンのある島の近くみたいですよ」
勇者「よし!キメラの翼で飛んで付近を探してみようぜ」
王女「その前に、隣の家にいるお方にまだ話を聞いていませんが」
勇者「そうだったか?」
ナレ「話しかけてみると、おなじみのセーブ翁だった」
勇者「冒険の書にも記録してもらったし出発だ!」
ナレ「ザハンに飛び、舟に乗って探索を始める一行」
王女「見て!あの島怪しくないですか?」
ナレ「指さす方角に、山脈に囲まれた砂漠があり、真ん中あたりだけ森があった」
勇者「島の西側の河口から入れるようだな」
王女「行ってみましょう」
ナレ「二人がその森を調べてみると」
勇者「せかいじゅのは、があったぞ!」
王女「これで王子を救えますよね」
勇者「ベラヌールに戻ろう。王子がいればルーラが使えるのだがな」
ナレ「二人は、キメラの翼を使ってベラヌールに戻ってきた」
ナレ「相も変わらず町の入り口に立つ神父」
神父「話は聞きましたぞ!お仲間の身体が呪いで動かなくなったとか……もしやあなたが
たはハーゴンを倒すつもりでは?なんと無謀なっ!……ともかく、勇気あるあなたがたの
ために祈りましょう。神のご加護があらんことを。アーメン……」
勇者「殴るぞ!こいつ、まともなこと言わんな」
王女「早く、王子の元へいきましょう」
ナレ「宿屋のベッドに臥す王子」
勇者「おい、薬を持ってきてやったぜ」
王子「あ、ありがとうございます。王女に飲ませてもらいたいな」
勇者「殴るぞ、甘えるな」
王女「いいわよ。あたしが、飲ませてあげるわ」
ナレ「やさしく介抱する王女」
王子「ありがとう!ぼくはもう大丈夫だ!心配をかけて悪かったな。さあ行こう!」
勇者「げんきんなやつだ」
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