銀河戦記/機動戦艦ミネルバ 第五章 ターラント基地攻略戦 X
2020.01.12

 機動戦艦ミネルバ/第五章 ターラント基地攻略戦




「総員帰還しました」
「司令本部より暗号通信入電!」
「解読してください」
「ただ今解読中です」
 やがて解読されて報告される。

『ターラント基地を攻略し、撤退命令あるまで確保せよ』

 その指令に、げんなりという表情をする副官。
「まともな休息もありませんね。次から次へと命令が届けられます」
「仕方ありません、我々の任務は陽動です。総督軍の只中にいるのですから。それより回
収したモビルスーツを使って、パイロット候補生の訓練を始めてください」
「了解しました」
 というわけで、パイロット候補生の訓練が開始された。
 発着格納庫で、ナイジェル中尉が、候補生を前に訓示を垂れる。
「パイロットになるための訓練はきびしい。志願した君達には十分な訓練を積んで、立派
な戦士となってもらいたい。幸いにも搾取したモビルスーツを持って、訓練の機会が増え
たのは喜ばしいことだ。今から読み上げる者から順に機体に搭乗しろ。呼ばれなかった者
は次の順番とするが、訓練を見学しつつ仲間の動きを観察して研究しろ」
 名前を順番に読み上げるナイジェル中尉。


 その頃、病室に入れられている三人。
 サブリナ中尉が面会に来ていたのはアイクとジャンのいる病室。
 サリーは、まだ回復せず別室となっていた。
 サブリナを見つけて、中の一人が駆け寄ってきた。
「いい加減に出してくれよ!」
 隔てられた窓ガラス越しに懇願するのはアイクだった。
「いいだろう。三日間の休息を与えた後に、仲間と共に訓練をはじめる」
「訓練か……それは、いやだなあ」
「何を言っておるか。強制召集されて軍に入ったんじゃなくて、志願したんだろ?」
「まさか、トリスタニア共和国が滅亡するとは、思ってもみなかったもんでね。後方部隊
でのほほんとしていながら、給料を貰って楽しみたかったよ」
 呆れ返るサブリナ中尉。
「甘ったれたことを言うんじゃない。艦長は君達の将来を、いつも考えて戦っているの
だ」
「そういえば、まだ艦長さんにはお目見えしていないな」
「そのうちに会えるさ。ともかく三日間の休息だ。十分に身体を養生しておけ」
「へいへい。ところでサリーはどうしている。見えないが……」
「まだ集中治療室だ。起き上がれるまでには回復しているがな」
「それは良かった」
 突然、サイレンが鳴り響いた。
「なんだ?」
「ターラント基地の攻略戦が始まるのさ」
「ターラントって結構大きな基地じゃないか。大丈夫なのか?」
「五隻の応援部隊が駆けつけている。この機動戦艦ミネルバと合わせて、艦長なら何とか
するさ」

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銀河戦記/鳴動編 第二部 第四章 皇位継承の証 XⅣ
2020.01.11

第四章 皇位継承の証


                 XⅣ

 その時一人の従者が駆け込んできた。
「大変です。共和国同盟との国境を守るマリアンヌ皇女さまの艦隊が攻撃を受けていま
す」
「なんですって!」
 共和国同盟との国境にあるエセックス候国の守備艦隊として、ジュリエッタの第三艦隊
と、マリアンヌの第六艦隊が交代で任務に当たっていた。現在はマリアンヌが、その旗艦
マジェスティックにて指揮を執っていたのである。
 一同は驚愕し、アレックスを見つめた。
「連邦の先遣隊でしょう。本隊が進軍する前に偵察をかねて先遣隊を出すことはありえま
す。それがたまたま皇女艦隊と鉢合わせてして、交戦状態に入ったのでしょう」
「エリザベスさま。早速、救援を向かわせましょう」
 しかし、アレックスはそれを制止した。
「言ったはずです。国境を越えられてから行動を起こしても遅いとね。現場まで何時間か
かるとお思いですか。救援隊が到着した時には、とっくに全滅しています」
「しかし、マリアンヌ皇女さまが襲われているのを、黙って手をこまねいているわけには
いかない」
「敵が攻め寄せて来ているというのに、体裁を気にしてばかりで行動に移さなかったあな
た方の責任でしょう。私の忠告を無視せずに、あの時点で艦隊を派遣していれば十分間に
合ったのです」
「そ、それは……」
 パトリシアが入室してきた。
「提督……」
「どうだった?」
「はい。マリアンヌ皇女さまは、ご無事です」
 おお!
 という感嘆の声と、何があったのかという疑問の声が交錯した。
「国境付近に待機させておいた提督の配下の者が救援に間に合ったようです。旗艦マジェ
スティックは大破するも、マリアンヌ皇女さまはかすり傷一つなくノームにご移乗なされ
てご安泰です」

「皆の者よ。良く聞きなさい」
 それまで静かに聞き役にあまんじていたエリザベスが口を開いた。
「摂政の権限としての決定を言い渡します」
 と言い出して、皆の様子を伺いながら言葉を続けていく。
「共和国総督軍が、帝国への侵略のために艦隊を差し向けたことは、もはや疑いのない事
実です。不可侵にして絶対的である我等が聖域に、侵略者達に一歩足りとも足を踏み入れ
させることなど、断じて許してはなりません。一刻も早く対処せねばなりません。ここに
至っては摂政の権限として、このアレクサンダー皇子を宇宙艦隊司令長官に任じ、銀河帝
国宇宙艦隊全軍の指揮を任せます」
 謁見室にいる全員が感嘆の声をあげた。
 宇宙艦隊司令長官に任じたことは、アレックスを皇太子として公式的に認めることを意
味するからである。
 不可侵にして絶対的なる聖域である帝国領土を、敵の侵略から守るために、共和国同盟
軍の英雄として采配を奮った常勝の将軍を、宇宙艦隊司令長官に任ずるという決定は即座
に全艦隊に伝えられた。
 もちろん皇太子であることには一切触れられてはいなかったのであるが、皇太子殿下ご
帰還の報はすでに非公式ながら全国に流されていたので、皇室が皇太子殿下を正式に認知
したものとして、民衆はアレックスの宇宙艦隊司令長官就任の報に大いに歓喜したのであ
る。

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冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・5
2020.01.10

冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・5



ナレ「北西の湖の洞窟に入るには、王子のレベルが5以上となって、キアリーを覚えるま
では、とレベルアップに励む二人だった」
勇者「これでどうだ!」
ナレ「モンスターを倒した。チャリラリラン♪王子はレベルアップした、キアリーを覚え
た」
勇者「よっしゃあ!これで毒攻撃にも安心だな」
王子「恐縮です」
勇者「洞窟に再チャレンジするぞ」
ナレ「北西の湖の洞窟に再び挑戦し、ついに『ぎんのカギ』を手に入れたのだった」
勇者「よおし、銀の扉を片っ端から開けるぞ」
王子「ルリザに一つありましたね」
勇者「ルーラシアにもあったな」
ナレ「ルリザの武具屋の横の銀の扉を開けると、福引所だった……あ、ちなみにこの辺か
らFC版ドラクエじゃなくて、スマホやWii版のドラクエに変わっています」
勇者「そうだよな。FC版は復活の呪文が面倒だからな。画面の文字の読み間違いすると、
復活できない」
王子「それに、イベントも増えていますし」
ナレ「というわけで続きます」
福引「ここは福引き所です。福引きをいたしますか?」
勇者「ふくびきけんが三枚あるな。三回引くぞ」
王子「結局三回とも外れでしたしたね」
勇者「次の扉に行くぞ」
ナレ「ルーラシア城の銀扉は、サンペタとまもりのすずの情報と、地下牢はろうやのカギ
が必要か……ちなみにルーラシア城南の祠を尋ねてみると」
祠主「……へ?もう、ぎんのカギは手に入れたですと?いや、さすが勇者さま。おそれい
ったわい」
勇者「ふむ、この地方では銀の扉は、情報しか手に入らないのか」
王子「次の地方というと、サンペタですね」
勇者「おうともよ。姫のいる地方だ」
王子「自分、心もとないので、もう少しレベルアップさせてくれませんか?」
勇者「しようがないな」
ナレ「レベルアップを兼ねて、各洞窟内の取りこぼした宝箱探しに出かけることにしたの
だった」
勇者「そろそろ、行くか?」
王子「行きましょう」
ナレ「ルリザ西方の海岸沿いにある祠に入り、衛兵が守るローラの門を開けてもらって対
岸の祠に渡る。そこから出たところが、サンブルグ地方である」
勇者「まずはサンペタの町で情報収集だな」
王子「気をつけてください。この辺には、ギラという全体呪文唱える奴が現れますから」
勇者「よく知ってるな」
王子「子供の頃、父王に連れられてサンブルグに行く途中で見かけたんです」
勇者「そうか。気をつけよう」

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