冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 49
2019.08.27
冗談ドラゴンクエスト
冒険の書 49
ナレ1「道しるべの羅針盤を入手して、『いざ!龍峡谷へ』と大聖堂から出てくる一
行」
コンラッド「龍峡谷は、入ってきた反対側の東大門からの出発です」
リリア「まずは道具屋で、食料とかの必要品を買い揃えておきましょう」
ナタリー「聖水とかも一杯買っておきましょう」
コンラッド「私は、武器屋に寄りたいので、東大門の所で落ち合いましょう」
ナレ1「ほどなくして東大門で落ち合う一行」
リリア「それでは出発しましょう!」
勇者「おお、気を付けて行けや」
ナタリー「行くわよ!(勇者の耳を引っ張っていく)」
ナレ1「こうして、新たなる旅が始まるのである」
衛兵「コンラッド様、旅に出られるのですか?」
コンラッド「ああ、今度は長い旅になりそうだ」
衛兵「お気をつけて行ってらっしゃいませ(と重い扉を開け放つ」
ナレ1「全員が城外に出た所で、城門は閉ざされ新展開の世界へと飛び出した」
ナレ2「とはいえ、まず最初にするのは雑魚モンスターを退治して、レベルアップに励
むことである」
ナレ1「と言っているそばからモンスターが現れた」
コンラッド「みなさんこれをどうぞ(武器を渡す)」
ナレ1「三人に「聖なるナイフ」を手渡した」
リリア「(ナイフを受け取り)それで武器屋に?」
ナタリー「気が利くわね、流石リーダーだわ」
勇者「おい、俺がリーダーじゃなかったのか?」
ナタリー「何よ、今のあなたはスケベなただの花売り娘じゃない。勇者という名前の
ね」
勇者「俺は、花売り娘なのか?」
リリア「そうです(キッパリと)」
勇者「ドラクエにそんな職業あったか?」
コンラッド「無駄話はよして戦いに集中しましょう」
ナタリー「そうだった。目の前にモンスターがいたんだ」
勇者「大丈夫だ、ドラクエはターン制。こっちのコマンド入力戦闘が終わるまで、モン
スターは襲ってはこない」
ナレ1「モンスターがいきなり襲ってきた。勇者に50Pのダメージ」
勇者「そ、たまに奇襲されることもあるから要注意だ」
ナタリー「何をのんきな事言ってるのよ」
コンラッド「えい!(とばかりに、モンスターをなぎ倒した)」
ナレ1「チャリラリラン、と天から鳴り響く」
ナレ2「勇者はレベルアップした。体力その他1アップした」
勇者「おっ!久しぶりに聞く天の声か。しかし【1】とは、相変わらずせこいな」
ナレ1「なんやかんやとモンスターを倒しながら進んだ先、目の間に広大な海の広がる
海岸に出てきた」
リリア「これが海ですか?はじめて見ました」
勇者「俺もはじめてだ。何せ、城から一歩も出たことがなかったからな」
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冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 48
2019.08.26
冗談ドラゴンクエスト
冒険の書 48
ナレ1「というわけで、大聖堂へやってきた一同」
コンラッド「さあ、入りましょうか」
ナレ1「入り口に立つ衛兵に国王印の押された親書を見せると、敬礼して重い扉を開け
て一行を迎え入れた」
ナレ2「大聖堂の身廊(Nave)と呼ばれる長い廊下を突き進む先にその人物は立ってい
た」
大神官「おや、珍しいですな。騎士団団長殿が何用ですかな。それと後ろの方々は?」
コンラッド「こちらは私のパーティーでございます。故あって大神官様にお目通りを願
いました。国王様からの親書をお持ちしました」
ナレ1「うやうやしく国王の親書を手渡す」
大神官「うむ(親書を読みながら)なるほど、クアール最高導師様の居場所を知りたい
と?」
コンラッド「左様にございます」
大神官「最高導師様は引退後は世捨て人として、人里離れた山の奥地に隠居されたの
だ」
コンラッド「重々承知しております」
大神官「それほどまでして、どうしても会わねばならぬ理由を説明してくれまいか?」
リリア「わたしが説明いたします」
ナレ1「身体と心が入れ替わってしまったこと、元の身体に戻りたい、ということを懇
切丁寧に説明するリリア」
大神官「なるほど人体錬成ですか、そういうわけだったのですね」
勇者「大神官様よお、手っ取り早くあんたの力で何とかならんか」
ナタリー「こ、こらあ!大神官様に向かってなんてことを」
勇者「だってよお、ウイスが言うには全宇宙五本の指に入る実力者なんだろ?精神入れ
替えなんざ、朝飯前だろ?」
ナタリー「何の話をしているのよ」
勇者「だから、ドラゴン〇ール超では……」
リリア「ここは、冗談ドラゴンクエストの世界です!」
大神官「ほほう、面白い方ですね」
ナタリー「すみません、すみません(と勇者の頭を押さえつけて十回謝る)」
大神官「あはは、残念ながら精神入れ替えのような術は持っておりませんよ」
勇者「ちぇっ!大した奴じゃないということか……」
ナタリー「すみません、すみません(ともう一度、勇者の頭を押さえつけて十回謝
る)」
リリア「最高導師様がどちらにいらっしゃるかご存知ありませんか?」
大神官「いいでしょう。お教えしましょう」
リリア「ありがとうございます」
大神官「クアール最高導師様は、竜王バハムートの住む龍峡谷のとある祠に住んでいる
という」
勇者「竜王だと?上手くすりゃあ、ロトのつるぎが手に入るか?」
ナタリー「何の話?」
勇者「とその前に、たいようのいし、ロトのしるし、あまぐものつえ、にじのしずく、
とか集めなきゃいかんのか……面倒だな」
ナタリー「だからあ、何の話ししてるって言ってんのよ!!」
勇者「ドラゴンクエストIに決まっているだろ」
ナタリー「もういっぺん死んでこい!(ファイアボールの魔法を勇者に投げつける)」
リリア「きゃああ!その身体はあたしですぅ!!」
ナタリー「あ、ごめんごめん」
大神官「ははは、面白い方だ」
ナタリー「恐縮いたします」
大神官「まあ良い。これを持っていくがよい」
コンラッド「(受け取りながら)これは?」
大神官「それは、最高導師様から預かっていた『道しるべの羅針盤』」
コンラッド「道しるべの羅針盤ですか?」
大神官「通常はただの羅針盤なのだが、ある一定の条件が揃うと、最高導師様の居場所
を指し示してくれるという」
コンラッド「それで羅針盤ですか……で、その条件とは?」
大神官「それは教えて下さらなかったよ。その時がくれば自然に条件は揃うと仰られて
いた」
コンラッド「そうでしたか……おそらく龍峡谷へ向かえば道は開かれるかもしれません
ね」
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銀河戦記/機動戦艦ミネルバ 第四章 新型モビルスーツを奪還せよ XV
2019.08.25
機動戦艦ミネルバ/第四章 新型モビルスーツを奪回せよ
XV
上空にミネルバが到着した。
「新型モビルスーツ発見! 人影も見えます」
「大至急降下して、訓練生を救出して下さい」
航海長が警告する。
「一帯は流砂地帯が広がっています。砂の上を歩くときは、十分注意して下さい」
「流砂ですか……。砂上モービルを出して下さい。ミネルバは念のためにホバリング状
態で着陸する」
砂の上に着陸したミネルバから、救助隊を乗せた砂上モービルが繰り出して、三人の
共助に向かった。
現場に到着した救助隊は、早速三人の容態を確認して、ミネルバに無線で報告する。
「三人とも、まだ生きています」
『ただちに収容して下さい」
その場で、脱水症状を回復するための点滴が施されて、担架に乗せられて砂上モービ
ルで、ミネルバへと搬送された。そして集中治療室に運ばれて、本格的な治療がはじめ
られた。
様子を見にきたフランソワに、医師は現状を説明した。
「三人とも命に別状はありませんが、女の子の方は心臓がかなり弱っており、回復まで
には相当の期間がかかりそうです」
「命に別状がないことは幸いです。十分な治療をしてやって下さい」
訓練生の容態を確認して一安心したフランソワは、艦橋に戻って新型モビルスーツの
回収を命じた。
ミネルバを新型の上空に移動させて、大型クレーンを使って引き上げる作業が行われ
る。
燃料切れでなければ、パイロットを搭乗させれば、簡単に済むことなのであるが。
回収作業の責任者として、ナイジェル中尉とオーガス曹長が当たっていた。
二人は、この新型の搭乗予定者になっていたからだ。
ちなみにすでに回収されていたもう一機の方は、サブリナ中尉とハイネ上級曹長が搭
乗することになっている。
「新型の回収、終わりました」
「よろしい。本部に暗号打電! 『新型モビルスーツとカサンドラ訓練生の収容を完了。
次なる指令を乞う』以上だ」
作戦任務終了の後は、戦闘で消耗した燃料・弾薬の補給が予定されていたが、直前ま
で補給地点は知らされていなかった。
「本部より返信。『通信文を了解。次なる補給地点として、明晩19:00にムサラハン鉱
山跡地に向かえ』以上です」
「航海長! ムサラハン鉱山跡地へ向かってください。補給予定時間は19:00です。そ
の頃に丁度到着するように、多少の寄り道も構いません」
ここは敵勢力圏である。真っ直ぐ目的地に向かえば、敵に悟られて、待ち伏せされて
補給艦が襲われる可能性がある。多少遠回りしても、寄り道しながら、最終的に予定時
間に補給地へ向かうわけだ。
砂漠の上空を進むミネルバ。
その後を追うように、砂の中に潜むように動くものがあった。
それは砂の中を突き進むことのできる潜砂艦であった。
艦橋から潜望鏡が砂上に頭を出している。
「こんな砂漠を飛んでいるなんて珍しいな」
「艦艇データにありません」
「おそらく新造戦艦なのだろう。そっちの方面で検索してみろ」
「あ、ありました。旧共和国同盟所属の新造戦艦ミネルバのようです」
正面スクリーンにミネルバの艦艇データがテロップで流れ出した。
「ミネルバということは、我々のご同輩というわけか」
「はい。メビウス部隊の旗艦という位置づけになっているようです」
「旗艦か……。なんぼのものか、少し遊んでやるとするか」
「またですか? 前回も遊びすぎて、撃沈させてしまったではありませんか」
「なあに証拠さえ残さなければ大丈夫だ」
「また、そんな事言って……」
「ようし。戦闘配備だ」
「しようがないですねえ。戦闘配備! トラスター発射管、一番から八番まで発射準
備」
「一番発射用意。目標、上空を飛行する戦艦」
「目標セットオン。照準合いました」
「一番、発射!」
発射管から飛び出していくミサイル。
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- CafeLog -
2019.08.27 15:30
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