冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・4
2020.01.03
冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・4
ナレ「徘徊するモンスターを倒して王子のレベルアップさせながら、ルリザ北西の湖の洞
窟にたどり着いたのであった」
勇者「そいじゃ行くぞ」
王子「は、はい」
勇者「震えているのか?」
王子「実は、閉所恐怖症でして」
勇者「冗談だろ?」
王子「本当です」
勇者「しようがねえなあ。後ろに隠れてろ。ホイミの呪文使えたよな?」
王子「はい。生まれつきのものですが」
勇者「羨ましいぜ。俺は呪文はからっきしだからな。ピンチになったらよろしくな」
王子「はい」
ナレ「こうして【ぎんのかぎ】を求めて、洞窟内へと突入したのであった」
勇者「足元に注意してろよ。鍵が落ちてるからな」
王子「目を見開いてます」
勇者「しかし、いい時代になったもんだ」
王子「何がですか?」
勇者「ドラクエIの時は、洞窟に入るたびに『たいまつ』が必要だったからな。持ち物数
制限で苦労したわ」
王子「何の話しているのですか?」
勇者「いや、こっちの話さ」
ナレ「キングコブラ3匹が現れた!」
勇者「おいでなすったぞ!!」
王子「頑張ります!」
勇者「それ!」
ナレ「勇者、キングコブラに22のダメージ、キングコブラを倒した。王子、キングコブ
ラに17のダメージ、キングコブラを倒した」
勇者「反撃がくるぞ」
ナレ「キングコブラ、王子に5Pのダメージ。毒を受けた」
勇者「こなくそ!」
ナレ「キングコブラに20Pのダメージ、キングコブラを倒した」
王子「毒を受けちゃいました」
勇者「なに!?毒消しは持ってるか?」
王子「持ってません」
勇者「なら、キアリーの呪文をかけろ」
王子「まだ覚えてませんよ。レベル5にならないと」
勇者「しょうがねえ。引き返すぞ。洞窟から一番近いのはサマートリア城だな」
王子「は、はい」
ナレ「毒を受けた王子は、一歩ごとにHPが減ってゆく。やくそうとホイミの呪文でHP
を回復させながら、近くのサマートリア城へと急ぐ」
王子「すみません……。やくそうがなくなりました。MPも0です」
勇者「モンスターに出会わないように祈るしかないな」
ナレ「言ってるそばから、バブルスライムが現れた」
勇者「ちっ、三匹もかよ。1匹2匹なら先着して無傷で倒せるのに」
ナレ「そうこうするうちに、サマートリア城が目の前に」
勇者「あと少しだ」
ナレ「ドラキーが三匹現れた。モンスターの先制攻撃!」
勇者「なに!」
ナレ「ドラキーの攻撃、王子に集中攻撃!合計18Pのダメージ。王子は死んだ!」
勇者「なんてこった……」
ナレ「勇者、王子の棺を引きずりながら、サマートリア城に何とかたどり着いた」
勇者「ところでナレよ」
ナレ「……」
勇者「ああ、そうか。喋っていいぞ、許す」
ナレ「……なんでしょうか」
勇者「王子の棺って、どっから持ってきたんだ?俺は持ってなかったぞ。遺体を肩に担ぐ
とか、そのまま引きずるというのが本筋だろう」
ナレ「そういう設定になってますもので。遺体を担ぐのは嫌でしょうし、遺体そのものを
引きずるのも酷ですからね」
勇者「設定ねえ……」
ナレ「はい。教会で復活させて貰って下さい」
勇者「しようがねえなあ」
ナレ「というわけで、城内にある教会へ」
神父「ただしき神は、ただしき者の味方なり。わが教会にどんなご用でしょう?」
勇者「王子を【いきかえらせて】くれ」
神父「ではわが教会に40ゴールドのご寄付を。よろしいですかな?」
勇者「ちょっとまて金を取るのかよ。こいつは、サマートリア城の王子だぞ」
神父「寄付は神への感謝の気持ち。しかし無理にとはいいません……ほかにご用はおあり
ですか?」
勇者「せちがらい世の中になったもんだなあ。そうだ!王様なら何とかしてくれるかも」
ナレ「と、王様の前に出る勇者と、王子の棺」
王様「「ん?おおっ、王子が死んでいるではないか!不憫な息子よ…そなたにはハーゴン
征伐の旅は、荷が重すぎたのかもしれんな…」
勇者「おい、生き返らせてくれないのかよ。俺が死んで全滅したら、所持金半分持ってい
かれるが、一応蘇生してくれるのによお」
王様「ゆうしゃよ。よくぞ、ぶじで、もどってきた。ゆうしゃがレベルアップするには……
勇者「はあ、息子が死んだというのに、なんとも形式通りの受け答えとは」
ナレ「この世界では、パーティーは教会でしか、生き返らせることができません」
勇者「王子の妹に会ってみるか」
妹 「あっ、お兄ちゃんが死んでる!えーん、えーん……」
ナレ「なんて、罪深いことするんですか!」
勇者「普段は、生意気なことばかり言うからな」
ナレ「だからといって泣かすことないでしょ」
勇者「しようがねえ、教会に行くぞ」
神父「ただしき神は、ただしき者の味方なり。わが教会にどんなご用でしょう?」
勇者「ほれ、40ゴールドだ、受け取れ。そして、生き返らせろ!」
神父「おお神よ!わが主よ!大地の精霊たちよ!さまよえる王子のみたまをここへよびも
どしたまえっ!王子はよみがえった!ほかにご用はおありですか?」
勇者「あるかよ!!」
神父「おお神よ!この者たちにあなたのかごがあらんことを!」
勇者「勝手に抜かしてろ」
ナレ「生き返った王子と共に、教会を後にする勇者だった」

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たまにはこういう話も……白い巨塔?
2020.01.03
〇月〇日 たまにはこういう話も(*^^)v
ある日、看護師が、
「今日は回診があるので、出歩かないでください」
と言う。
なんのことかと……?
普段には、主治医などは手の空いた時に、しょっちゅう顔を出しているが……。
実はこれ。
教授の総回診というやつである。
大学病院なので、医療スタッフには当然、大学教授以下の医局部員がいる。
わざわざ教授が診にくるので、部屋に居てくれということだ。
やがて教授が、ぞろぞろと配下の者を引き連れて、病棟医長ないしは看護師長の案内の
下、担当診療科の各病室を回っていく。
見たこと聞いたことありませんか?
そうですよね。
白い巨塔
というドラマ・映画の有名シーンです。
あのドラマのように仰々しくはないし、
「財〇教授の総回診です」
というアナウンスが病棟に流れることもないですが、実際に行われます。
基本的には、大学病院であれば、大概行われているらしい。
少なくとも、埼玉医科大学総合医療センターでは……。
メンバーは勤務医の他、医学部生や研修医、看護師なども付き添います。
〇月〇日 メンタルクリニック
全身性エリテマトーデスは、脳神経をも冒す。
なので、メンタルクリニック(脳と心の病気)が必要となることがある。
まず最初に、行われるのが、認知症でもおなじみの認知機能検査(スクリーニング検査)。
今日の日付から始まって、生年月日、ここはどこ?などの基礎質問。
いくつかの言葉を覚えてください。から、さらに質問を重ねて、さっきの言葉はなんですか?と戻る。
MoCA(Mentreal Cognitive Assensment)検査。
医師は、患者のためを思ってやっているのだろうが、
鉛筆をかざして、何本に見えますか?
などのようなことを、繰り返し質問されると、ハッキリ言ってウザイ!!
あっと!ヴィーナス!!第二部 第一章 part-2
2020.01.02
あっと! ヴィーナス!!第二部
第一章 part-2
で、なんでかんでと放課後となる。
放課後というと学級掃除である。
学校によっては業者が掃除をやってくれるところもあるそうだが、この学校では生徒が
やることになっている。
不公平だとは思わないか?
でもってお決まりの、男子逃走である。
いつも女子だけが居残って掃除にいそしむことになる。
「あーあ。いやんなっちゃうなあ、なんで男の子は逃げちゃうの?」
「あんたも逃げちゃえば」
「いいの?」
「だめ!」
「でしょ?」
「結局、誰かがやらなきゃならないんだし、埃まみれの教室で勉強するのはいやだもん
ね」
「そうそう。純徳な乙女を演出するのも楽じゃない」
「なにそれ?」
「どこでだれが見てるか判らないし、まじめにやってるところを先生に認められれば、内
申書の評価を落とすこともないしね」
「結局そこに行き着くわけね」
「そ、だだでは起きない。やったからと言って、評価が上がるものじゃないけど、下がる
こともないから」
「こんな時は女の子ってのは損な役回りだわ」
「掃除洗濯ご飯炊きは女の仕事。まだまだ男尊女卑的な因習がまかり通ってるもんね」
「言えてる。何かっていうと、女の子でしょ」
「そうそう」
そんな会話を片耳に箒がけをしている弘美。
ほんとは弘美も逃げ出そうかと思ったのであるが、ヴィーナス選出の仲良しのクラス
メートが居残っているので、逃げるに逃げられない。それに愛と一緒に帰る約束もしてし
まっていた。
「それじゃあ、また明日ね」
掃除を終えて帰り支度である。
三々五々解散となる。クラブ活動にいそしむ者がいれば、帰宅部もいる。
弘美は帰宅部だった。クラブには属していない。
愛はテニス部だが、今日は休養日だ。
「それで、今朝の話だけどさあ。何なの?」
弘美と愛。仲良く並んで帰宅の途についていた。
帰る方向が途中まで同じなのである。
「ねえ、弘美のうちに寄ってもいい?」
「あたしのうち?」
帰りは弘美の家のほうが近い。それでそういう話を切り出したのだろうが……。
「だめ?」
「べつにいいけど……」
「ありがとう。弘美のとこでお話しするわね」
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- CafeLog -
2020.01.03 18:00
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