難病(特定疾患)と生活保護・社会保障を考える【携帯/モバイル版】

この場を借りて、難病(特定疾患)と生活保護などの社会保障制度について考えてみたいと思います。

 続いて実施されたのが、大腸内視鏡検査。

 まず予備段階として、腸内の洗浄を行う必要がある。
 いわゆる下剤を飲むわけだが……。
 それが2リットル、それも立て続けに数時間で飲まなければならない。
 コップ一杯(約200cc)の下剤を十分以内で飲む。
 続けて、もう一杯。
 さらにもう一杯。
 都合、十杯の下剤を飲み続ける。
 しかし、飲めたものではない。
 丁度半分、1リットルくらい飲んだところで、ギブアップである
 もうそれ以上、飲めやしない。

 下剤だから当然……。
 トイレへ行きたくなる。
 最初はいわゆるウンチ色したものが、やがて透明な液体へと変わってゆく。
 無色透明の水溶便になれば完了なのだが……。
 半分しか飲んでいないので、黄色く色づいた透明便のまま。
 それでも、
「まあ、大丈夫でしょう」
 ということで、内視鏡検査がはじまる。

 またしてもお尻から内視鏡を挿入される。
 検査自体はそれほど難しいわけでもなく、苦しいということもなく、すぐに終わった。

 無事に内視鏡検査が終わたのだが、検査前に飲んだ下剤のせいで……。
 二度目の死に状態。