美奈の日記 18

 そんなこんな会話があって、食事を終えてお風呂に入る時間となる。  やっぱり自分も性転換するわけだし、先輩である静香さんのことは興味津々だよ。 「ねえ、静香さん。一緒にお風呂に入ろうよ」  ぶしつけかと思うけどお願いしてみる。 「あら、またわたしの裸が見たいの? それもわたしのあそこ……」  するとその真意を見抜いて答える。 「うん!」 「しようがないわねえ。まあ、いいわよ。いずれは美奈ちゃんも経験することだしね」  と、いやがらないで一緒に入ってくれる。 「さあ、いいわよ。しっかり見て頂戴ね」  浴槽の渕に腰掛けて、足を広げてあそこを見せてくれる静香さんだった。  ボクにはない、男の子にとっては神秘の部分が、目の前にあった。  じっと凝視して見つめるボクを静香さんは微笑みながらやさしく見つめている。  こうして女の人のあそこを見せてもらうのは静香さんだけじゃない。  ママにも時々見せてもらっているんだよ。  ママはちっともいやがらずに見せてくれるんだ。  静香さんも言っていたけど、女性に生まれ変わることを考えて、後学のためにも、そし て後悔することがないように、女の子になる決意を確かなものとするためにね。 「やっぱり、ママのものと変わらないね」 「そりゃそうよ。そうでなきゃ意味がないじゃない。見た目はまったく女性と変わらない わよ」 「そうか……。手術したらボクもこうなるんだね。おちんちんもなくなちゃうんだ」  と静香さんのものと自分の股間を見比べてみる。 「そうよ。もう、立ちションできなくなるわよ。おしっこは必ず座ってして、終わったら 紙で拭わなくちゃいけなくなるの」 「ふうん……。でも、それが女の子なんだよね」 「そうよ」 「おっぱいも触ってもいい?」 「いいわよ」  静香さんは、豊胸手術しているんだ。  女性ホルモンである程度は大きくなってはいたけどね。  外国系商社で社長秘書として働いているから、当然いろんな国の人々と商談をすすめる わけだけど、 「特にアメリカ人の男性は、巨乳な女性に魅力を感じるらしいのね。商談中でもわたしの 胸に視線が注がれているのを感じるわけよ。それでいっそのこと豊胸手術してみようと受 けてみたわけよ。その上で、以前断られた商談をもう一度すすめたらすんなりと通っちゃ ったのよ。男性って、本当に性欲で行動指針を決定することもあるってわけ」  とか言ってた。  へえ、そんなこともあるんだ。  ボクも豊胸手術受けようかな……。  と考えていたら、 「わたしは女性ホルモンを始める時期が遅かったから、ある程度までしか大きくならなか ったのよ。MTFな人で大きな胸をしているのはほとんど豊胸手術をしているわね。でも、 美奈ちゃんは大丈夫よ。まだ思春期前だし、女性ホルモンだけでいくらでも好きなだけ胸 を大きくすることができるわよ。もちろんちゃんとお医者さんの診断と処方を守ってだけ どね」 「そうかな……」
     
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