冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 22
2019.07.10


冗談ドラゴンクエスト


冒険の書 22


03/24 02:55 勇者「あたしはリリア。ニーチェ村の花売りよ」


03/24 02:56 ナタリー「リリア……。女の子?」


03/24 03:15 リリア「そうよ。それがこんな身体……男の子……」


03/24 03:20 騎士「失敗のようですね。どうやら勇者の魂ではなく」


03/24 03:22 ナタリー「リリアの魂が入り込んでしまったのね」


03/24 03:23 リリア「あたし、花畑で花を摘んでいる時に、魔物に襲われたの。それか
ら……」


03/24 03:24 騎士「気が付いたらここにいて、身体が入れ替わってしまっていたと」


03/24 03:35 ナタリー「どうやら魔物に襲われて命を失って、魂がさまよっている時に、
ちょうど蘇生術を行っている現場に出くわして、そのまま転生しちゃったというわけ
ね」


03/25 02:26 騎士「それでは元の勇者の魂はどこに行ったのでしょうか?」


03/25 02:27 ナタリー「究極の遊び人だからね。魂になっても、あっちフラフラこっち
フラフラと、女をあさって彷徨っているのよ」


03/25 02:32 リリア「どうでもいいですけど、元に戻していただけませんか?」


03/25 02:34 ナタリー「そうは言ってもねえ……。魔物に襲われたというのなら、たぶ
ん身体は食べられてしまっているでしょうね」


03/25 02:36 騎士「元に戻るべき身体がないというわけですね」


03/25 02:36 リリア「そんな……ひどいわ」


03/26 03:29 ナタリー「しかたがないわね。このままその格好で生きるしかないでし
ょ」


03/26 03:30 リリア「い、いやです。男なんて大嫌いです」


03/26 03:31 ナタリー「といっても、なっちまったもんはしようがないわ」


03/26 03:31 リリア「お願いです。女の子に戻してください」


03/26 03:32 騎士「戻る方法はないんですか?」


03/26 03:33 ナタリー「元の身体がないのにできるわけがないでしょ」


03/26 03:33 リリア「いっそ、殺してください」


03/26 03:34 ナタリー「とは言ってもねえ……」


03/26 03:41 ナレ1「見詰め合う騎士とナタリー」


03/26 03:43 ナレ2「祭殿の中に重苦しい雰囲気が流れる」


03/26 03:44 司祭「おや、蘇生に成功されたのですね(入場してくる)」


03/26 03:46 ナタリー「司祭様、実は……」


03/26 03:46 ナレ1「事の一部始終を説明するナタリー」



冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 21
2019.07.09


冗談ドラゴンクエスト


冒険の書 21


03/15 22:36 ナタリー「お久しぶりです。司祭様」


03/15 22:42 司祭「元気にしておったか、何よりじゃな」


03/15 22:43 ナタリー「早速ですが、祭殿をお借りしたいのですが」


03/15 22:44 司祭「ほう……。そこの亡くなられておられるお方を蘇生させるのじゃ
な」


03/15 23:31 ナタリー「はい。大切な仲間ですので」


03/15 23:33 司祭「よろしい。使いなさい」


03/15 23:33 ナタリー「ありがとうございます」


03/15 23:37 ナレ1「二人は教会内に入り祭殿に勇者の亡骸を横たえた」


03/15 23:40 騎士「わさわざ教会に運ばなくても、その場で蘇生できなかったのです
か?」


03/15 23:54 ナタリー「司祭様のような高級神官ならできるけど、あたしのような普通
の僧正程度では無理」


03/15 23:57 騎士「レベルの問題というわけですか」


03/17 03:32 ナタリー「レベルというよりも、野外には魔物や怨霊が徘徊して、気を乱
す雑念の要素があふれているからね」


03/17 03:33 騎士「蘇生術には精神統一できる環境が必要というわけですか」


03/17 03:34 ナタリー「そうね。祭殿には結界が張られて、魔物は近づけないから」


03/17 03:36 騎士「なるほど……」


03/17 03:37 ナタリー「まあ、司祭様くらいになると、結界を張りながら蘇生できるけ
ど。あたしは、二つのことを同時にはできないからね」


03/17 03:39 騎士「それで教会ですか」


03/17 13:44 ナタリー「さてと……はじめますか」


03/17 13:45 騎士「雑念が入らないように少し離れて見ています」


03/17 13:45 ナタリー「ありがとう。そうしてくれると助かるわ」


03/17 13:46 ナレ1「祭殿入口付近まで退く騎士であった。」


03/17 13:46 ナレ2「目をつぶり精神集中して詠唱をはじめるナタリー」


03/18 22:45 ナレ1「やがて勇者の身体が輝きだす」


03/21 02:53 騎士「復活の時きたるかな?(つぶやく)」


03/21 02:54 ナタリー「ふうっ(ため息をつく)」


03/21 02:55 騎士「成功ですか?(歩み寄る)」


03/22 03:13 ナタリー「たぶん……しばらく様子をみましょう」


03/22 03:15 ナレ1「勇者は何の変化も見られなかった。本当に蘇生は成功したのだろ
うか?」


03/22 03:16 ナレ2「しばらくすると、勇者の手がかすかに動いたように見えた」


03/22 03:22 ナレ1「やがて、むっくりと身体を起こす勇者」


03/22 03:33 騎士「成功しましたね」


03/22 03:33 ナタリー「一応、そうみたいね」


03/22 03:34 ナレ1「キョロキョロとあたりを見回す勇者」


03/23 03:29 ナタリー「気が付いたようね」


03/23 03:37 ナレ1「なおも状況が判らないといった表情の勇者」


03/23 03:40 勇者「ここはどこ?」


03/23 03:40 騎士「カタリ村の教会です」


03/23 03:42 勇者「カタリ村?」


03/23 04:01 ナレ1「横たえられている祭壇から降りようとするが」


03/24 02:42 勇者「なにこれ?」


03/24 02:43 ナレ1「といいつつ、自分の身体のあちこちを触っている」


03/24 02:44 勇者「あたしじゃない! なんでよ?」


03/24 02:44 ナタリー「あたしじゃない……?」


03/24 02:51 勇者「あたしじゃないのよ!」


03/24 02:52 騎士「どういうことですか?」



冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 20
2019.07.08


冗談ドラゴンクエスト


冒険の書 20


09/28 10:28 ナレ1「そして、無事にカタリ村へとたどり着いた」


09/28 10:29 ナタリー「あんた、強いわね」


09/28 10:29 騎士「一応、ナイトの称号を受けてますから」


09/28 10:30 ナタリー「ナイトってそんなに強いんだ」


09/28 10:34 騎士「王立騎士養成学校に4年、修士課程に2年、騎士見習いを3年、み
っちりしごかれましたからね」


09/28 10:39 ナタリー「医師免許取るのとまるで同じね」


10/06 21:03 騎士「医師免許?」


10/06 21:11 ナタリー「薬師と僧侶を合わせたような職業でね。身体を切り刻んだり、
臓物を弄り回したりして、病気とかを治すらしい……とかいう職業」


10/07 17:30 騎士「なんか、怖い話ですね」


10/07 18:18 ナタリー「腕や足がもげても、元通りにくっつけちゃうこともできると
か」


10/13 23:08 騎士「ほう……。それはすごい」


11/05 16:25 ナレ1「村の中央付近に池があり、そばに教会が立っている」


11/05 16:27 ナレ2「教会の周囲には幾人かの村人が集まって談笑している」


11/20 14:34 ナレ1「その中の一人が、ナタリーに気が付く」


11/20 14:34 通行人女「げっ! ナタリーよ!」


11/20 14:36 通行人男「なんだって!?」


03/14 03:24 ナタリー「何だよ。その魔物にでも出会ったような顔は?」


03/14 03:24 通行人男「い、いや。なんでもない(後ずさりする)」


03/14 03:25 騎士「嫌われているみたいですね」


03/14 03:28 ナタリー「まあ……以前、村の集会所をぶち壊したことがあってね」


03/14 03:34 騎士「なるほど……」


03/15 03:06 ナタリー「法術を使ってロウソクに火をつけようとしたら、術が暴走して
しまって……ドカン!  」


03/15 03:09 騎士「で、村の人々に恨まれてしまったというわけですね」


03/15 03:09 ナタリー「まあ、それだけじゃないけどね」


03/15 03:10 騎士「それはともかく、そろそろこの人を何とかしませんか?」


03/15 03:11 ナレ1「といいながら、肩にかついでいる勇者の亡骸を示した」


03/15 03:21 ナタリー「ああ、そうだったわね。教会に運んでちょうだい」


03/15 22:36 ナレ1「教会前には村人から聞きつけたのか、司祭が出迎えていた」



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