冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・26
2020.03.02

冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・26



勇者「このまま南下して、さんごにかこまれた洞窟とやらに向かうぞ」
ナレ「やがて小さな島が見えてくる」
王子「サンゴ礁に囲まれて、どこからも上陸できないですね」
王女「ここで『つきのかけら』を使うのではないでしょうか?」
勇者「なるほど」
ナレ「勇者は、『つきのかけら』を天にかざした!すると……」
王子「見てください!次々と珊瑚が崩壊して、島がむき出しになって上陸できるようにな
りましたよ!!」
勇者「よっしゃあ!洞窟に突入するぞ!!」
ナレ「勢い勇んで飛び込んだものの、そこは地獄だった」
勇者「な、なんだよ!辺り一面溶岩だらけじゃないか!!」
王子「トラマナの呪文で直接溶岩に触れることはないですけど、この熱さだけは凌ぎよう
がありません」
勇者「王女よ。マヒャドとかヒャダインとかの呪文できねえのか?」
王女「知りませんわ。そんな呪文……」
勇者「そうなのか?確か魔法使いなら、使えるはずなのだが……」
王子「もしかして、別のゲームのことと勘違いしてませんか?」
勇者「う……ん。確か……。あ!これはドラクエⅢからだった」
王女「もう、他のゲームのことはなしにしましょうよ」
勇者「悪かったな」
ナレ「とにもかくにも、王子のトラマナを頼りに、洞窟探査を始める。ちなみにFC版で
はトラマナの呪文は効かないので注意。水の羽衣を装備していればダメージを受けない。
王女がことのほか欲しがったのも無理もない事だろう」
勇者「やたらブラッドハンドが、群れなして出るじゃないか。しかも仲間を呼びやがる」
王女「パペットマン、嫌い!!」
王子「あくまのめだま、はもっと手ごわいですよ。甘い息で眠らせてくる上に、不思議な
踊りでMPも吸収しますから」
王女「地上ならMP尽きてもキメラの翼が使えますけど、ダンジョン内でMP尽きたら、
終わりです……」
王子「一応、MP回復できる『いのりのゆびわ』があります」
勇者「ダンジョンのセオリーで、一番遠くの階段が正解の道だろうな」

ナレ「といいつつ、地下二階に降りました」
勇者「それにも増して階段だらけのこんな地獄、攻略本なしにはクリアーできねえよ」
王子「ほんとうに迷子になりそうですね。マッピングはしてますけど」
王女「階段の側に兵士が立ってますよ」
兵士「その昔、海の底で火山がばくはつして、このどうくつができたそうだ。まったく、
ここは熱くてかなわんよ!」
王女「ここの階段が正解でしょうか?」
勇者「いや、これは罠だ。いかにも正解だと思わせているだけだ。だいたい、こんな熱地
獄に人がいること自体がおかしい」
王女「そう言えばそうですね」
勇者「おおお!はぐれメタル来たぞ!呪文使わず、打撃攻撃だけだからな」
王女「分かっておりますよ」
王子「まかせてください」
ナレ「はぐれメタルをやっつけた。それぞれ10150ポイントの経験値をかくとく!」
王子「レベルアップしました!それも2レベルアップです(*^^)v」
王女「あたしも、2レベルアップです(≧◇≦)」
勇者「なんだ俺だけ、1レベルかよ(;´Д`)」
王子「あ、また兵士がいました」
兵士「炎の聖堂を見つけたか?」
ナレ「 はい、いいえ、で答えてください」
勇者「はい、と言ったら?」
兵士「では行くがよい!あなたがたならハーゴンを倒せるかもしれぬ!」
王子「うそです。今のは嘘、いいえ、です」
兵士「この洞窟のどこかに悪霊の神をまつる礼拝堂があるという。そこにはハーゴンの神
殿に近づく手がかりがあるはず!だが気をつけるがいい。邪神のしもべが聖堂を守ってい
るに違いないからな」
王女「ですってよ。よけいな返答しないで下さいませ」
勇者「へい、へい」

ナレ「地下三階に降りました。銀の扉があったが、難なく開けて通路に出る」
王子「早速、宝箱があります」
勇者「取れとばかりに置いてあるな」
王女「罠ですか?」
勇者「かも知れない。ともかく目的のものを手に入れるまでは、宝箱は後回しだ」
王子「また後で取りにくれば良いということですね」
勇者「しかし、キラータイガー3匹はきついなあ……。すばやさが高いから先に攻撃され
るし、かつ攻撃力も高い」
王子「さっきのレベルアップで覚えたスクルト唱えたんですけど、先に攻撃されちゃいま
した」
王女「あたしも後出しになりました」
勇者「たまらんな……。相手の方が素早いということは、逃げることもできないからな」
王子「見てください、階段だらけです。1,2……10個以上はありますよ」

ナレ「地下四階に降りました」
勇者「あやー!ここも階段だらけ、すべて溶岩の中を渡って行かなきゃならんぞ。」
王子「しかし広大な広間ですね」
王女「冒険者泣かせのフロアです」

ナレ「地下五階に降りました」
王子「やっと最下層のようです」
王子「二回攻撃してくるメタルハンターがやっかいですね」
勇者「なんか変なのがいるぞ!しかも二匹!!」
王子「気をつけましょう。おそらくこの洞窟のラスボスだと思います」
王女「後ろの方に、何かありますよ。あれが目指すものでしょうか?」
王子「あ、気づかれました」
勇者「よおし、気合を入れて行くぞ」
魔物「炎の聖堂をけがすふとどき者め!悪霊の神々にささげるいけにえにしてやろう!!」
ナレ「じごくのつかいが二匹現れた、問答無用の対戦となった」
勇者「なんのこれしき、ここまで到達した俺達に負けるはずがない。悪魔神官にくらべれ
ば大した事ないさ」

ナレ「じごくのつかいを倒した」
地獄「おのれ……。ハ、ハーゴンさま、ばんざい!ぐふっ…!」
勇者「意外とあっけなかったな。さて祭壇に飾られているのはなんだ?」
ナレ「なんと!『じゃしんのぞう』を見つけた!勇者はじゃしんのぞうを手に入れた」
勇者「ともかく、一旦脱出しよう。残りの宝物は、改めて取りに来ようぜ」
王女「そうですね。レベルアップも必要ですし」
王子「分かりました。リレミト!そして、ルーラ!!」

ナレ「ちなみに地下三階の左上奥の宝箱には、『まほうのよろい』が入っています。また
地下四階中央には『魔よけの鈴』がありますが、スマホ版では、片方を取ると、もう一方
が空っぽになるというバグ?があります」
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銀河戦記/機動戦艦ミネルバ 第六章 新造戦艦サーフェイス VI
2020.03.01

 機動戦艦ミネルバ/第六章 新造戦艦サーフェイス


VI


 ほどなくして、ミネルバとサーフェイスが対峙することになる。

 ミネルバ艦橋。
「右舷三時の方向より、大型艦接近中です」
「警報!全艦戦闘配備!」
 艦内を駆け回って、それぞれの部署へと急行する将兵達。
「戦闘配備完了しました」
「敵艦の動きは?」
「まっすぐこちらへ向かってきます」
 ミネルバ乗員達の目に飛び込んできたのは、ミネルバと全く同じの巨大戦艦だった。
「あれは、ミネルバ?」
 副官が驚きの声を上げた。
「ミネルバ級二番艦のサーフェイスだわ。完成はもう少し後のことだと知らされていまし
た」
「急がせたのでしょうねえ」
 ミネルバ級は、一番艦のミネルバ、二番艦のサーフェイス、そしてまだ命名されていな
い三番艦まで建造計画が予定されていた。
「同型艦が相手では苦しいですね」
「しかし、やらなければやられます」
「判っています。艦の性能は互角ですから、新型モビルスーツに活躍してもらわなければ
なりません」
「なるほど、新型モビルスーツを奪還したのは、ここまで読んでいたからですね」
「その通りだと思います」
「ミサイル発射管室より、装填ミサイル種を聞いてきております」
「無誘導慣性ミサイルを装填してください」
「了解。無誘導慣性ミサイル装填」
「無誘導ですか……。大昔の戦艦同士における艦砲戦になりそうですね」
「レーザー誘導ができませんからね」
 同型艦なら当然、超伝導磁気浮上システムによる電磁波遮蔽能力を備えている。
 超伝導によるマイスナー効果(完全反磁性)によって、磁力を完全遮断して電磁波を通
さない。
「すべてのセンサーを超音波センサーに切り替え」
 電磁気は防がれても、音波は防げないということだ。
 遮蔽能力を最大限に引き上げると、光すらも通さなくなるが、当然電力消費も莫大とな
り、兵器に回す電力が足りなくなる。防御に徹するならそれでも良いが、ミネルバとの対
決を目指すサーフェイス側としては論外であろう。
 接近するサーフェイスを見つめるフランソワ。
「これより、敵艦サーフェイスとの戦闘になる。レーザー誘導ができないため、自分の目
と感が頼りになる。各砲手は光学側距離計を用いて攻撃体勢に入れ」
 簡単に説明すると、ライフル射撃手がスコープをのぞいて目標を撃ち抜くということだ。
 フランソワも言ったとおり、自分の目と感が頼りということ。
「艦長、これを」
 と、副長が差し出したのは双眼鏡だった。
「ありがとう」
 受け取って、敵の艦影を確認するフランソワ。
「敵艦との推定相対距離、5.7ゲイン」
「距離設定5.7ゲイン」
 発射管室に距離指定が出される。
「合わせました!」
 即座に返ってくる。
「艦首発射管開け!」
 艦首の発射管が開かれてゆく。
 水中・水上にあっては魚雷、空中ではミサイルを発射できる。
「艦首発射管開きました」
「艦首ミサイル発射!」
「発射!」
 艦首から発射されるミサイル。
 噴煙を上げて一直線に敵艦に向かって突き進んでゆく。
 その奇跡を双眼鏡で見つめるフランソワ。
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銀河戦記/鳴動編 第二部 第五章 アル・サフリエニ VI
2020.02.29

第五章 アル・サフリエニ


VI


「駐留艦隊の総数は、およそ一万八千隻です」
「工業大国を防衛するには、少な過ぎやしないか……?」
「補給の問題でしょう。工業国とはいえ、資源を輸入して加工品を輸出するという国政で
すから、補給までは手が回らないでしょう。何よりも最大の問題が食料補給でしょう」
「自分達の国民でさえ食糧不足で困っているのにか?」
「その通りです。連邦軍は食料を自前で確保しなければなりませんから、大艦隊を派遣す
ることはできないでしょう」
「だろうな」
「とにかく、数で圧倒して勝利は確実ですが、やりますか?」
「当然! 戦闘配備だ」
「了解。戦闘配備」
 戦闘が開始された。
 一万八千隻対十万隻という戦力差。数の上ではウィンディーネ艦隊の圧勝というところ
だが、技術大国を防衛する責務に燃える駐留艦隊の激しい抵抗にあって、一進一退が続い
ていた。というよりも、投降を一切認めない『皆殺しのウィンディーネ』と悟って、死に
もの狂いで反撃していたのである。
「なかなかやるなあ……。エールを送りたくなるよ。しかしこれでどうだ」
 ゴードンは両翼を伸ばして完全包囲の態勢を取ると、オドリー少佐の部隊に突撃を命じ
た。
 ランドール戦法の攻撃力が加わると、さしもの駐留艦隊も態勢を乱して総崩れとなり、
降伏を認めないゴードンによって全滅に至った。
 すぐさま惑星トバの首長と面会を求めたが拒絶された。
「我々はバーナード星系連邦と協定を結んだ。たとえ今ここで解放戦線と協定を結び直し
たとしても、連邦は再び艦隊を次々と派遣してくるだろう。たかが三十万隻そこそこの解
放戦線に何ができる。最後に勝つのは連邦に決まっている。よって我々は解放戦線とは組
みしない。判ったらさっさと立ち去るが良い」
 そういわれて、
「はい、そうですか」
 と引き下がるようなゴードンではなかった。
「言ってくれるねえ……感心するよ」
 相手が言うことを聞かなければ実力行使しかない。
 ただちに降下作戦に入り、瞬く間に惑星トバを占拠してしまったのである。
 首長ら高級官僚を拘束し、連邦軍排除派の民衆運動家のリーダーを首長に据えて、解放
戦線との協定を結んでしまったのである。
 旧首脳陣は、ゴードンが実力行使という強行手段に出るとは思いもしなかったようであ
る。アレックス率いるランドール艦隊が、民衆を大切にし解放のために戦っていることは
知っている。
 おだやかなるアレックスの性格から民衆をないがしろにする行為には出ないだろう。
 そんな甘い考えがあったに違いない。
 しかし、連邦への復讐に燃えるゴードンには通じなかった。
 連邦の味方をすると公言したトバの首長を許すわけにはいかなかったのである。
 こうしてゴードンは、鉱物資源・精錬所・造船所と、戦艦を増強する手段を確保したが、
肝心の資金がなかった。民衆から税金を徴収して運用資金を得られる政府軍と違って、解
放戦線には海賊行為でもやらない限り資金集めは非常に困難であった。そもそもアレック
スが銀河帝国へ向かったのも活動資金を援助してもらうためである。
 幸いにもカルバキア共和国から鉱物資源の採掘権が認められている。そこで資源を開発
して希少金属を採掘して、それを売却して資金源とすることを決定した。そのために鉱脈
探査の専門家を呼び寄せて調査に当たらせた。まるで山師のようで、どうなるものか判ら
ないが、手をこまねいていては解決しない。
 その間にも、資金を提供してくれる友好国を求めて奔走するゴードンであった。

 第五章 了
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