美奈の生活 for adlut episode-1
「良かったよ、加奈子」
痴漢電車プレイを終えて、ベッドで余韻に浸る俊介だった。
「わたしは少し欲求不満ぎみですよ」
「なぜ? 一緒に楽しめばよかったのに」
「わたしの役は女子校生ですよ。あえぎ声を上げたりしたら変でしょう?」
「それもそうだな」
「しっかり楽しんだのは、あなただけですよ」
「済まなかったな。このお礼は身体で返すよ」
と言うと、加奈子に押しかぶさってきた。
「今したばかりなのに……」
「なあに、おまえが素晴らしいから、いくらでもできるぞ。よし! せっかく女子校制服
を着ているんだ。今度は【近親相姦】プレイといこうじゃないか」
「近親相姦?」
「そうだ。妻を亡くして悲嘆にくれる父親と、何とかしてあげたいと思う心やさしい娘と
が、ふとしたきっかけから愛し合うようになるという物語だ」
「なによそれ、まんまじゃないですか」
「あはは……。今からおまえは美奈に戻るんだぞ、いいな」
「もう……かってなんだから」
呆れた表情をする加奈子であったが、嫌がっているという風ではなかった。
痴漢電車プレイを自分だけが満喫したというわけで、それに報いるためにもと加奈子に
対して丁寧な愛撫をはじめる俊介だった。
俊介の指が、加奈子のクリトリスをやさしく撫ではじめた。
妻としての経験のまだ浅い加奈子は、直接クリトリスを愛撫されるのははじめてだった。
「な、なに? 変な感じ……今何をしているの?」
「これはクリトリスだよ。女性の一番感じる部分なんだ」
「クリトリス?」
「ああ、そうだ。男の子だったらおちんちんになる部分だよ。男性ホルモンによって、立
派なものに成長するんだ」
言いながら、クリトリスを覆っている包皮を剥きはじめる俊介。
「思い出した……。これって、おちんちんの皮が剥ける感じだよ」
「そうか……。男の子だったときの感覚がまだ残っているんだな」
「だって、お風呂に入った時に、皮を剥いてちゃんと中まで洗いなさいってママに言われ
ていたから……垢がたまると身体の部分の中で一番くさい臭いが発生するよと言っていた
から」
美奈は女性ホルモンのせいで子供のままの状態で成長していたから皮を被ったままだっ
た。
強制的に皮を剥いても、すぐに元通りに皮が被ってしまっていた。
「そうか、確かにそうだな。皮被りはどうしても垢がたまってくるものだ。そのまま放置
しておくと、5メートルくらい近づいても臭うというからな」
「クリトリスだっけ、そこにも垢がたまって臭くなるのかな……だと、嫌だな」
本人達は、まだ気がついていないようだが、加奈子はすっかり美奈の頃の精神に戻って
いた。
今回は近親相姦プレイということで当然ともいえるが、普段においても時々だが、加奈
子は美奈の精神に戻ることがある。
加奈子本人は気づいていないが、それに気づいている俊介はその度に父親の愛情でやさ
しく包み込んでいた。
「大丈夫だよ。セックスをしていると出し入れのたびに、その皮が引き攣られて自然に剥
けてくる、その時に垢も一緒に落ちてしまうんだ。ほら、わたしのこの皮だってちゃんと
剥けているから、動くたびにパンツの生地に擦れて落ちて溜まることはない」
るんだ。その感覚が快感にも繋がっているのだよ」
「そうなの?」
「まあ、加奈子の視線からは見えないところにあるからなあ……。そういうことだよ」
「そうなんだ……」
「講義はおしまい。営みに専念しよう」
「あ、はい。済みませんでした」
元の加奈子に戻っていた。
つづく
←
●
⇒
11