冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 10
2019.06.19


冗談ドラゴンクエスト


冒険の書 10


07/18 10:55 勇者「で、いくらになる?」


07/18 10:56 道具屋「この短剣ですと、25Gになります」


07/18 10:57 勇者「ちょっと待て。50Gで買ったんだぞ。それが半額とは何事だ」


07/18 10:58 ナタリー「馬鹿ねえ。売値は、買った値の半分というのが相場よ」


07/18 10:59 勇者「そうなのか?」


07/18 10:59 道具屋「はい。そういうことになっております」


07/18 11:00 勇者「買ったばかりで、二三度モンスターに切りつけただけだぞ。新品同
様、ほとんど新品だ」


07/18 11:03 道具屋「そういわれましても……。規則ですから」


07/18 11:05 勇者「せめて、もう少し色をつけてくれないか」


07/18 11:05 ナタリー「あきらめなさい。この世界ではそういうことになっているんだ
から」


07/18 11:07 勇者「知っているぞ。新車を買って、ナンバープレートを付けたら、1m
と走らなくても新古車扱いになるんだろ?」


07/18 11:10 道具屋「どこの世界のお話をしているんですか?」


07/18 11:11 勇者「日本とか言う、異次元世界の話だ。噂話らしいが……」


07/18 11:15 ナタリー「いい加減にしてよね」


07/19 06:40 勇者「で、いくらだ」


07/19 06:41 道具屋「25G」


07/20 07:10 ナタリー「わたしの旅人の服も買ってね」


07/20 08:54 道具屋「35G+15Gになります」


07/20 08:55 勇者「なんだよ。+15Gってのは」


07/20 08:58 道具屋「日頃からおせわになっているから。わたしの気持ちです」


07/20 08:58 勇者「なら、俺にもその気持ちってのを足してくれよ」


07/20 09:11 ナタリー「初対面なくせに、何いってるのよ。できるわけないじゃない」


07/20 09:12 勇者「気持ちなら、できるだろ」


07/20 09:12 ナタリー「できないわよ」


07/20 09:12 勇者「で、いくらだ」


07/20 09:12 道具屋「25G」


07/21 11:29 勇者「いっぺん犯したろか?」


07/21 11:33 ナレ1「と、飛びかかろうとする」


07/21 11:34 ナレ2「突然鳴り響く警報音」


07/21 11:35 ナレ1「どたどたとなだれ込んでくる衛兵」


07/21 11:36 衛兵「何事だ!」


07/21 11:36 勇者「な、なんだ。こいつらは?」


07/21 11:37 ナタリー「あんたが不埒な行為に出たから、非常ベルを押したのよ」


07/21 11:38 勇者「で、衛兵がやってきたというわけか」


07/21 11:38 道具屋「ごめんなさいね。こうするしかなかったのよ」


07/21 11:38 勇者「冷たいなあ、僕と君の仲じゃないか」


07/21 11:39 ナタリー「何が、僕と君の仲よ」


07/21 11:40 衛兵「そういう君は、ナタリーじゃないか。久しぶりだな」


07/21 11:40 ナタリー「お久しぶりね」


07/21 11:40 衛兵「で、こいつはどうする?」


07/21 11:41 ナタリー「そうね。牢屋で一晩頭を冷やしてもらった方がいいわね」


07/21 11:42 衛兵「わかった。おい、連れて行け(と、部下に命じる)」


07/21 11:42 ナレ1「連行されてゆく勇者」


07/21 11:43 勇者「おい、こら。何をするか! 俺は無実だ」


07/21 11:44 ナタリー「確信犯のくせに」


07/21 11:45 勇者「は、離せ! 俺は勇者だぞ!」


07/21 11:45 ナタリー「中身は遊び人のくせに、偉そうなこと言わないの」


07/21 11:46 ナレ1「勇者は引っ張り出されて牢屋に入れられた」


07/21 11:46 道具屋「これで、良かったのかしら」


07/21 11:47 ナタリー「いいのよ。これで少しは反省するでしょう」


07/21 11:48 道具屋「ならいいんだけど」


07/21 11:48 ナタリー「それより、素早さを上げるアイテムを見せて」


07/21 12:02 道具屋「いいわよ」


07/21 12:03 ナレ1「ショーケースからいくつかのアイテムを取り出して拡げる」


07/21 12:08 道具屋「換金した額は75Gになるわね。これは素早さを10上げられる
わ。こっちは5だけど、防御値も5上がる。そしてこれは、素早さ5に攻撃力5ね」


07/21 12:11 ナタリー「素早さだけ上げられればいいのよ。最初のでいいわ」


07/21 12:12 道具屋「毎度ありがとうございます」


07/27 02:55 ナタリー「これで、何とかモトス村にたどり着けるわね」


07/27 02:57 道具屋「ということは、まだ冒険を続けるつもりなの? 勇者さんと」




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冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 9
2019.06.18


冗談ドラゴンクエスト


冒険の書 9

07/05 23:50 勇者「この短剣を売るのか?」


07/05 23:52 通行人女「使いこなせないものを持っていてもしかたがないじゃない。た
かが攻撃補正値5くらいじゃ、少しもおしくないわ」


07/05 23:54 勇者「ばっちゃんがよく言っていたぞ。『物は大切にしなきゃならんぞ
え』ってな」


07/07 00:19 通行人女「しようがないでしょ。こんなことになるとは思わなかったから
よ」


07/07 00:25 勇者「で、本当に売れるのか?」


07/07 00:26 通行人女「道具屋があるから、そこで売れるわよ」


07/07 00:26 勇者「道具屋か、どこにあるんだ?」


07/07 00:27 通行人女「村の東のはずれにあるわ」


07/07 00:27 勇者「良く知っているな。来たことがあるのか?」


07/09 00:42 通行人女「というよりも、以前ここに住んでいたから」


07/09 00:42 勇者「で、今は城下町に移り住んで娼婦か?」


07/09 00:43 通行人女「娼婦は余計だわ。女が一人で生きていくには、他の方法がない
だけよ」


07/09 00:44 勇者「でなきゃ、冒険者の仲間入りして、ギルドで賞金稼ぎか?」


07/09 00:46 通行人女「そういうことね。危険だけと、冒険者も選択肢の一つだわね」


07/09 00:48 勇者「しかし、前にも聞いたが戦えるのか?」


07/09 00:48 通行人女「逃げるしかないあなたよりは、よっぼどね」


07/09 00:49 ナレ1「目の前に道具屋らしき看板を吊り下げた店が見えてきた」


07/09 00:50 通行人女「着いたわよ」


07/09 00:51 勇者「ほう……。なかなか良い店作りじゃないか。外見はな」


07/09 00:51 通行人女「入るわよ」


07/09 01:00 勇者「おじょうさん! 僕と結婚してください!」


07/09 01:01 ナレ1「めざとく、若い娘に気がついて、いきなりその手を取って口説き
始める」


07/15 04:54 通行人女「こら! いきなり口説くな!」


07/15 04:55 ナレ1「と、勇者を引き離す」


07/15 04:57 道具屋「ナタリー、この人は誰?」


07/15 04:59 ナタリー「ああ、無視していいわ」


07/15 05:00 ナレ1「なにやら親しげな二人だった」


07/15 05:00 勇者「おい! おまえ、ナタリーって名前か?」


07/15 05:01 ナタリー「そうよ。いけない?」


07/15 05:01 勇者「似合ってないぞ」


07/15 05:01 ナタリー「悪かったわね」


07/15 05:02 道具屋「で、今日は何の用かしら、ナタリー」


07/15 05:04 ナタリー「武具を買ってもらいたいのよ。そして、素早さを上げるアイテ
ムと交換して欲しいの」


07/15 05:06 道具屋「素早さを上げるアイテム?」


07/15 05:07 ナタリー「実はね……(と、道具屋に耳打ちする)」


07/15 05:08 道具屋「へえ……。珍しいわね。というよりも、天然記念物ものね」


07/15 05:08 勇者「おい、こら!二人で何をひそひそ話し合っている」


07/18 10:52 ナタリー「こっちの話よ。ともかくあなたの持ってる短剣を彼女に渡して
あげて」


07/18 10:54 勇者「これか?」


07/18 10:54 ナレ1「と、短剣を差し出す」




冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 8
2019.06.17


冗談ドラゴンクエスト


冒険の書 8


07/05 09:04 ナレ1「命からがらすぐ近くのオリコレ村に避難する二人だった」


07/05 09:05 通行人女「ふうっ……。何とか逃げおせたわね」


07/05 09:06 勇者「おうよ。はじめて戦闘ってやつを経験できたぜ」


07/05 09:06 通行人女「あれのどこが戦闘よ! ただ一方的にやられていただけじゃな
い」


07/05 09:07 勇者「そうなの?」


07/05 09:09 通行人女「だいたい、HPも半分以下になって平気でいられるなんて。不
感症なの?」


07/05 09:09 勇者「馬鹿な。女とやっても、ちゃんと感じるぞ」


07/05 09:10 通行人女「感じる場所が違う!」


07/05 09:10 勇者「同じだと思うが」


07/05 09:13 通行人女「とにかく……。こんな体力馬鹿のステータスじゃ、モトス村に
たどり着くのは無理ね」


07/05 09:14 勇者「冒険もここで終わりというわけだな。いい経験をしたと思えばよい
のだ」


07/05 09:14 通行人女「10000Gをあきらめろというの?」


07/05 09:15 勇者「貸した金と、失った友情は戻らないというぞ」


07/05 09:16 通行人女「誰があきらめるものですか。なんとか休み休み……。って、ち
ょっとあんた!」


07/05 09:17 勇者「なんだ? じっと見つめて」


07/05 09:17 通行人女「HPが999!? 回復してる……」


07/05 09:18 勇者「うん。元気はつらつだ」


07/05 09:18 通行人女「薬草とか、飲んだの?」


07/05 09:19 勇者「薬草ならおめえが持ってるじゃないか」


07/05 09:19 通行人女「そうね。渡した覚えはないし」


07/05 09:19 勇者「だから、俺は体力には自信があると言ったじゃないか」


07/05 09:20 通行人女「なんて回復力なの……。信じられない」


07/05 09:21 勇者「女とやっても、すぐに回復するぞ。抜かず千発は得意中の得意だ」


07/05 23:22 通行人女「ともかく……。その体力馬鹿なHPと回復力を頼みにして、何
とかモトス村までたどり着くめどがついたわね」


07/05 23:23 勇者「7800Gだな。もらったぜ」


07/05 23:24 通行人女「問題はあんたのすばやさよ、(1)しかないんだからとうてい、
戦闘から逃げ出すことはできないじゃない」


07/05 23:26 勇者「さっきは逃げ出せたじゃないか」


07/05 23:27 通行人女「あたしが手を引いてあげたからよ。あなた一人じゃとうてい逃
げられない」


07/05 23:40 勇者「そうだったのか。やさしくしてね」


07/05 23:43 通行人女「攻撃力や防御力はともかく……。素早さを上げることを考えま
しょう」


07/05 23:44 勇者「逃げるためにか?」


07/05 23:45 通行人女「決まっているじゃない。戦えないなら、逃げ出すのみよ」


07/05 23:45 勇者「方法はあるのか?」


07/05 23:46 通行人女「素早さを上げるアイテムを買うしかないわね」


07/05 23:47 勇者「そんなものがあるとしても、金なんかないぞ。城下町で有り金全部
使ったじゃないか」


07/05 23:47 通行人女「しようがないわね。買った武具を売って金にするしかないわ
ね」



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