官能ミニ小説
「課外授業−美人教師のたわむれ」
「あら、震えているのね。うふふ……」
と美津子は笑った。
ベッドサイドには、ブリーフ一枚きりで立ちすくむ敏夫の姿があ
った。
「恥ずかしがらないで、こっちにいらっしゃい。さあ」
手招きされて、美津子に背を向けるように、ベッドの渕に腰掛け
る敏夫。
「敏夫君。初めてなのね」
敏夫は、黙ってうなずく。
「大丈夫よ。ほら、こんなに立派なものを持っているじゃない」
といいながら、美津子はブリーフの上から、敏夫の堅くなったモ
ノをさすりはじめた。
「あたしがちゃんとしてあげるから、何も恐がることはないのよ。
さ、こっち向いて」
ゆっくりと敏夫のブリーフを下げていく美津子。
「せ、せんせい」
「いいのよ。だまって、あたしにまかせなさい」
ひょっこりと顔を出したそれをくわえる美津子。
美津子の舌技は絶妙であった。ころころと舌をころがすようにな
めまわす。ときには根元まで大きくくわえこんでは、舌で茎を圧迫
するようにして、引き抜いていく。
「うう、せんせい。出る」
ものの1分もしないうちに、美津子の口の中に放射した。
美津子は口の中のものを、サイドテーブルの上の灰皿に吐き出す。
「すごい量だわ。これなら、まだまだやれそうね」
美津子が敏夫をみると、少しもしぼんでいない。
「さ、今度はあなたの番よ」
というと、美津子はゆっくりと仰向けになり、両手を広げて敏夫
を招き寄せた。
敏夫は、なおもふるえながら美津子に重なっていく。
「お乳を吸ってよ」
言われたとおりにする敏夫。
「あ……そうよ。もっと強く吸って。舌をつかうの」
美津子は、何をしていいかわからない敏夫を、うまく誘導してい
く。
「下のほうもお願いね」
敏夫の右手を取って、自分の茂みの方へと導く。
「やさしくやってね」
ぎこちない動きで自分なりに指で秘部を愛撫する敏夫。
「うまいわ。その調子よ」
本当はそうではなかったのだが、ここで敏夫を萎縮させるような
発言はしない。嘘でもいいから感じるふりをして、男を立たせて上
げるのがポイントである。少しづつ自身をもたせてあげつつ、セッ
クスに専念させ続ける。
なおも次々と誘導する美津子。
「指を2本いれて。あそこに」
「ああ……いいわ」
「今度はあそこにキスするの」
「舌で嘗め回して」
ただただ言われたとおりに愛撫を続ける敏夫。
「俺、もう我慢できないよ」
突然、敏夫がおおいかぶさってきた。
「いいわ。好きにして」
美津子は脚を広げて敏夫を迎え入れる体勢をとった。
「あ!」
ずん、と敏夫のいきりたったものが、入ってきた。おもわず声を
あげる美津子。
「あ、ああ、いいわ」
若さにまかせて腰を動かす敏夫。技巧もなにもないほとんど暴力
的な動きだ。
「すごい。こんなにかたいのって……」
美津子も上手に腰を動かして、敏夫の動きに同調させる。
「先生、出るよ」
「かまわないから、そのまま中に出して」
「う、ん」
美津子の中に熱いものが勢いよく流れ込んできた。
「あ、ああ……」
「先生、ごめん」
「いいのよ、気にしなくても。初めてなんだからこんなものよ」
「でもほら、まだこんなに元気だよ」
「すごい! やっぱり若いってのは、いいわ」
美津子は、再びそのこわばりを口にふくんだ。
それは、ますます堅さを増していく。
「今度は、長持ちさせてね」
美津子はにっこりと敏夫に微笑みを投げかける。
「う、うん」
敏夫は美津子にゆっくりと重なっていった。
翌日。
「先生。クラスの宿題をまとめて持ってまいりました」
クラス委員の由美子が、美津子のもとにやってきた。
「ありがとう。そこへ置いて頂戴」
由美子は奥の机の上に宿題の山を置いた。
「他になにか御用はありますか」
クラスでも1、2位を争うほどの可憐さを持つ由美子が言った。
「そうねえ……」
美津子は由美子をじっとみつめながらも、後ろ手でドアの鍵を掛
けていた。