難病(特定疾患)と生活保護・社会保障を考える【携帯/モバイル版】

この場を借りて、難病(特定疾患)と生活保護などの社会保障制度について考えてみたいと思います。

膠原病(自己免疫疾患)。

 今日に至るさまざまな病魔に冒され続けた日々。
 その最初の発端は、花粉症でした。

 花粉症……。

 これも免疫に関わる疾患の一つです。
 花粉(抗原)が体内に入ることによって抗体ができ、免疫機能が過敏に反応して、諸症状を引き起こすアレルギー。
 くしゃみや鼻水が止まらなくなったり、目が痛くてしかたなく涙が止まらないなど。

 私の場合は、目にきました。

 目が痛くて開けていられません。涙が止め処もなく溢れます。
 眼科に行くと、角膜が炎症を起こしているとのことで、【フルメトロン(抗炎症ステロイド水性混濁点眼薬)】を処方されました。最初のステロイド剤ですね。
 とにかく目を開けていられないので仕事ができません。
 治療に専念することにして、しばらく休業することにしました。

 今から考えると、全身性エリテマトーデスがすでに身体を蝕みはじめていて、丁度春先で花粉が大量に飛散している季節、運悪く花粉アレルギーを誘発したのでしょう。
 何も知らずに花粉症に苦しんでいた矢先……。

 次の病魔が襲い掛かったのです。

 食欲不振で、何も食べる気が起きません。
 ちょっと胃が重いかな……。
 と、思いつつも、ココアを飲んでいたら……。
 突然、食べたものを全部吐いてしまったのです。